
僕は案外出張が多い。
他のお寺のお手伝いだったり、講習会だったり、稽古だったりと。
鹿児島の、田んぼしかないような片田舎に住んでいるから、出張には片道3時間ほど運転しないといけないことが多い。
九州新幹線はあるとはいえ、電車網は整備されていないから、基本的に九州内は車で移動することになる。
車の運転だけでも、気が張って疲れる。
更に、僧侶の出張となると、緊張する場面も多く、かなり神経をすり減らす。
興奮して疲労を感じない
ホテルに泊まることもあるのだけれど、そういうときは大概眠りにくい。
スマートウォッチ FitBit Charge 5で睡眠モニターしていると、いつまで経っても寝付けず、睡眠時間も睡眠の質もかなり悪くなる。
1番の理由は、興奮で疲労感を感じる感覚が麻痺してしまうことだろう。
興奮すると疲れているはずなのにテンションは上がる。

全く眠くない❗
このまま眠らないでもどこまででも進めるんじゃないか❓
以前は、そういう爽快な気分が来るとガンガン突き進んで、限界が来て倒れるように眠るまで、疲労のことは考えなかった。
疲労の兆候
疲労感を感じないと言っても、疲労の兆候はある。
- 集中力の低下
- ちょっとしたケアレスミス
- 机上の整理整頓が出来ない
- 入浴出来ない
ちょっとでも違和感を感じたら、休憩を取ったり、美味しいものを食べて早めに寝たりした方が、長い間低調にならずに済む。
疲労感に気付かないとヤバい
毎日のように夜になると興奮して気分が高揚する時期もあった。
今考えると陽性症状に近くなっていたということだけど💦
限界に近くなっても、ある程度の活動を出来るコツのようなものは分かるようになった。
ただ、疲労してエネルギーを消耗しているということだから、無理をすると気付かないだけで確実に、徐々に疲労は溜まってしまう。
出張の疲れが抜けきれないまま次の出張に行くような生活をしていた時期がある。
あまりにも無理がたたって、入院しなければならない程に、調子を崩してしまった。
徐々に溜まった疲れというのは、自分では感じにくくなる。
過労死するような過酷な労働環境にある人は、もしかしたら自分が疲れていることに気付けなくなっているのかもしれない。

疲労感からの回復
疲労も経験で上手に付き合えるようになる。
疲労感とその回復は、コントロール出来る技術だ。
出張から帰ってきた日と次の日は可能な限り休むようにしたり。
疲労しているはずなのに、疲労感を感じないのは、レッドゾーンに突入していて、無理を重ねると、大きく調子を崩すことになってしまうよ。
自分では気付きにくい疲労感をなくすことが何よりも最優先される❗❗

ぐっすり眠って、集中してやった方が、当たり前だから効率が高い。

「よく寝る」は基本。 「多動力」を発揮するために、睡眠時間を削るのは本末転倒だ。
よく寝てこそ、超人的なスケジュールをこなすことができる。
疲労回復が最優先❗❗
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