統合失調症になってから、何をしてても常に「こんなことしている場合じゃない!」という気分に侵されていた。楽しいことをしているときも、何もすることがなくてボーッとしているときも、寝ている時ですら、常に頭はフル回転で休まる暇はなかった。
根底にあるのは、焦りだったのだと思う。「一刻も早く回復しなきゃ!」とか「今まで出来なかった分を取り戻さななきゃ!」と無意識に感じていたのだろう。
その焦りもあって今まで色々なこともやってきたのだけど、結局ネガティブなエネルギーで始めることだから、長続きはしないし、長期的には症状が更に重くなって、回復を遅らせてしまったのではないかと分析している。
穏やかな波長に触れる
それが変わって来たのは、彼女さんと一緒に暮らすようになってからだ。僕は常に焦っていて「今すぐやりたい!今すぐやらなきゃ!」という意識が強かったのだけど、彼女さんはのんびとしている。
引っ越しの段ボール20箱以上届いたのだけど、2ヶ月経っても2箱しか片付いてない(笑)
最初は、「早く片付けないと次に進めないから」とイライラはしていたのだけど、調子が好い時にボチボチのんびりやるタイプだから、その波長に感化された。考えてみれば、別に焦る必要もないしね。
一緒に暮らしていると「今まで何で自分はあんなに焦っていたのだろう?」と感じようになった程だ。ウサギとカメの寓話のように、のんびり着実に進むカメで好いじゃない。ウサギが眠らないで走り続けたら、ぶっちぎりかもしれないけど、僕らは365日24時間全力で動けるようにはデザインされていない。
むしろ、心から焦りを消して、何も考えないボーッとした時間も取って、のんびりとやりたいことをやりたい時にやる方が、皮肉なことにコスパもタイパも良くなることに気付いた。これってポジティブなエネルギーだから、短期的には焦りで動いている人には負けるかもしれないけど、長い目でみると焦っている人では辿り着けない世界に辿り着ける✨
心からリラックスして何もしない感覚(初)
そういう穏やかに波長に触れていると、どんどん心がリラックスして、焦りがなくなった分、特に何もすることも無い時間も増えてきた。
今までだったら、空いた時間で色々活動をしていたり、「何をしようか?何をすべきか?」と常に脳は活性化されていた。
それが、何もせず心からリラックスして何もしない感覚になった(初)人生って特別に為すべきこともないし、もっとのんびりとするのが人として理想的な在り方なんだろうな。
リラックスをしているということはリカバリーにも繋がるから、体調も仕事も全てに於いて好循環の大きな波に乗っている✨
リラックスして何もしない時間があった方が好調になる感覚を掴んだら、罪悪感なくゆっくりリラックスして何もしない時間を楽しむ世界に入れる🌍
彼女さんとは本当に相性が良くて、時には守り、時には守られ、これからも支え合いながら生きていく💕
幸せ回路全開で作動しながら、のろけでした💕
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