
統合失調症で、調子が好くなると、ガンガンと仕事や活動をしたくなる。普段低調で出来なかったことを取り戻したい「焦り」のような感情だと思う。
ただ、それって今まで0だったのに、いきなり100を目指すようなものだ。
好調のときはしばらくは精力的に活動出来るのだけど、ある程度したら疲れてしまって、その後反動で予想以上に長い間低調に沈んで、何も出来ない時間がやってくる。
好調な時に限界を超えてガンガンと今までやれなかった分を取り戻そうとするのは、悪循環だ。
まずは生活の基盤を堅牢にする
Tiktokで有名なアトム法律事務所の岡野タケシ弁護士は、事務所を設立した当初のからほぼ休み無しで働いていたそうだ。

起業当初から今までずっと心掛けていることがある。
それは、早寝早起きと規則正しい生活。
そういう正しく整った生活の基盤があるからこそ、いい仕事が出来るのだと思う。
調子が悪いときに、無理をして色々と仕事や活動をするのではなくて、まずは睡眠・食事・入浴・掃除整理整頓などの基本的な基盤をしっかり堅牢にすることを考えたら良い。
しっかりとした基盤がないと長続きしないし、土台が堅牢でなかったら積み上げてもすぐに壊れてしまう。
生活の基礎的なことをして、時間があったらやりたいことやすべきことが出来たら万々歳。
やがて生活の基礎的なことをストレスなく出来るようになったら、勉強や活動などを少しずつ出来るようになっていく。
何もしていないようで、脳はバックグラウンドで新たな脳内回路を構築している。生活の基盤を整えるという基礎的なことに集中している間にも、頭はまとまっているから安心して✨
コンディションが良いと自然と良い結果が出る
生活の基盤を盤石にして、肉体的にも精神的にも最高のコンディションを保てるようになると、自然と楽しく活動出来るようになって、色々なアイデアがポンポンと生まれて楽しくなってくる。
ゆとりが生まれると、夢中になる趣味を見つけられたりと、生活は潤いを増す。
生活の基盤が盤石だと、すべてが好循環になっていく。

回復を焦らなくても好い
急に好調になると、理想的な時間配分で効率的な活動が出来るような錯覚をしてしまうが、やはり基礎的な土台を創りあげることが何よりも大切だ。
焦らなくても好い。
堅牢な土台を創りあげると、誰よりも高く堅牢なピラミッドを創りあげることが出来る。
普通の人が簡単に出来ることを出来るようになるまで、時間は掛かってしまうかもしれないけど、大器晩成という言葉もある。今まで苦しみ試行錯誤した経験は、無駄ではない。
普通の人ではたどり着けない、心の奥深くの問題まで解決出来たということだから、スタートが遅くなっても、すぐに取り返せる。
それほどの潜在能力を秘めているのが統合失調症だよ✨

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