
フィンランド発祥の薬物に頼らず対話で治療する「オープンダイアローグ」という治療法も生まれている。

統合失調症とオープンダイアローグ
日本でもオープンダイアローグが取り上げられるようになり、対話での治療に重きを置くクリニックも出てきた。2018/05/08の東京新聞にオープンダイアローグの記事があったので以下引用。フィンランド発祥の精神科の治療法「オープンダイ...
抗精神病薬に頼らない画期的な治療法ということで、日本でも注目を集めている。
Lineグループというオープンダイアローグ
その意味では統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 での対話はオープンダイアローグ的な効果を持つようにも感じている。
特に陰性症状の酷い方は、励まされたり、頑張っている人たちの姿をみて劇的に症状が改善されることもある。
陽性症状の前駆期で、多少ハイテンションになっている方には、

hoshu
ちょっとハイテンションになっているから今の時期は休んだ方が好いよ。
と、アドバイスをして、陽性症状に入らずに元に戻る人もいる。
オープンダイアローグの限界
しかし、いくらオープンダイアローグが有効といっても、症状が酷くて入院加療が必要なレベルの人は、対話でどうにかするのは無理だというのが正直な感想だ。
妄想が酷かったり、発言が支離滅裂で、ワードサラダ(言葉のサラダ)になってしまったりすると、対話ではどうにも出来ない💦
入院加療を勧めても、本人に病識がないので医療に繋がることは稀だ。
統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 では、似たような経験を乗り越えてきた人ばかりだから、今がどの状態にあるのか分かるから、ある程度適切なアドバイスは出来る。
ここに統合失調症の難しさと、オープンダイアローグの限界があるように感じている。
必要なのは、義務教育からの精神疾患に対する正しい理解なのではないかと思う。
前駆期だと周りが気付くと、症状が酷くなる前に周りも本人も適切な対応が出来るようになると思う。
以下、義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい というキャンペーン。
宜しかったら賛同して下さいね🎵

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義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい