
2021年シーズンは、連日大谷翔平が活躍している。シーズン中は毎日ワクワクしながらニュースを読んでいる。
何しても記事になる人だよね💕
根性と努力の時代は時代遅れ
大谷翔平の記事を観ると「健康を保つことが出来れば・・・」という解説が多い。

久しぶりの休日でしたが、何をしていましたか?

ずっと寝てました(笑)
二刀流でほぼ毎日試合に出場しているから、単純にピッチャーとバッター2人分の疲労を抱えていることになる。
驚いたのは、ホームランダービーが終わった後に、

シーズン中でもこれほど振り込むことはなかった。
という言葉に目から鱗が落ちた❗首脳陣から「練習のし過ぎ」とストップを掛けられるほどに練習の虫だったのが、2021年シーズンは、

今年は長い離脱をしないように、リカバリーの方をメインにシーズンを通してやってきた。
ある程度のレベルに達したら、心身を追い込む努力よりもコンディションを保つことが重要になってくる。
努力や根性論は古いもの
例えば落合博満監督は、

俺よりバットを振った奴はいない。王さんは別として(笑)
現役時代にはバットを振りすぎて指が動かなくなって、トレーナーの人にバットから指をはがしてもらったことがある。
王貞治監督も、

スランプになったときには、無心でバットを振り続けた。
報われない努力があるとしたら、それは努力とは言えない。
というような根性論に根付いたような努力をして結果を残したように思う。
リカバリー・コンディション重視の時代へ
昔のボディビルダーは1日8時間ほどのトレーニングをして世界チャンピオンになっていたそうだが、最近ではリカバリーの重要さも研究されて、1日に2時間程度のトレーニングで世界チャンピオンになれるようになったそうだ。
また、昔の受験戦争の時代は四当五落と言って、5時間睡眠を取っているような怠け者は合格できない。最低のラインは4時間睡眠だ!みたいなイメージがあったけど、実際には東大に合格している人にアンケートを取るとそういう人は稀で、充分に眠っている人の方が多いそうだ。

僕の場合、睡眠時間がだいたい6時間を切るとかなりツライですね。パフォーマンスが低下して、翌日、使いものにならないんです。それは、もう10代の頃から経験的にわかっていることなので、睡眠時間を削って仕事をしようと思ったことはないです。
時代は変わりつつある。
努力や根性よりも、コンディションを高いレベルで保ち、集中して短時間で効率的なやり方に意識が向く時代に人類は進化したのかもな。
今までの努力と根性で結果を残す時代は終わりなんだと感じる。
コンディションを保つことが重要
一流の選手ってただ上手いだけじゃない。身体が強く怪我をしない。ガムシャラに練習するだけじゃなくて、オフの日はしっかり休むことが徹底してるという。
大谷翔平はもちろん人一倍努力して結果を残しているのは疑いはないが、無理をしすぎて心身のコンディションを崩すほどには自分を追い込んでいない印象がある。

無理して頑張ってしまうとそれを長い期間続けていくのは難しいので、自分が普通にできるというところで体調やコンディションを整えていくということは心掛けています。
最高のコンディションを保つ
あるピッチャーは「調子の好いときに抑えるのは当たり前で、調子の悪いときにいかにしのぐかが一流と二流を分ける」と言っていた。しかし、成績だけ見れば「神」のレベルの金田正一は、まず最高のコンディションを保つことを理想としていた。
登板の前は胃に優しいオートミールのようなものを食べたり、肩を冷やさないように夏でも長袖で過ごしたりと、そういう研究が進んでいない時代でも自分なりの方法を実践していたという。

ピッチャーというのは自分の調子が良い時は、どんな打者でも打てん。身体がやる商売はね、自分の身体を作るとともに、最高のコンディションでその日に到達しなきゃいけないわけ。野球人生の中で最高に成功したのが、いつも最高のコンディションにもっていくことに従事していたことだ。
僧侶の世界でも、「僧侶は風邪を引くな」という格言がある。代わりがいないから、体調不良で休むことが許されない世界だから。
最高のコンディションでは全ては上手くいく
最高のコンディションであると、基本的にすべてが上手くいく。子どもも楽しかったら走り回るように、コンディションが良くて心から楽しめたら、色々なアイデアも降ってくるし、何をしても面倒だという気分はやってこない。
まずは、最高のコンディションになることに意識を向けることだ。
「無事これ名馬」という言葉もある。

いかにすぐれた才能があっても、健康を損なってしまっては十分な仕事もできず、その才能もいかされないまま終わってしまいます。
コンディションを最高に✨
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