
僕が統合失調症になった1996年当時は、まだ精神症疾患に対する偏見も大きかった。
医療保護入院になって、保護室に入れられて、

ここは、精神病院で、俺は精神症疾患になってしまった…。
と、絶望した。
SEKAI NO OWARIの深瀬くん
SEKAI NO OWARIというバンドの深瀬くんは、精神病院に入院していたことを公表している。
おそらく、僕と似たような絶望を感じたのだろう。

俺の世界は終わってしまった…。
と、すべての希望を失ったそうだ。
それにちなんで、バンド名を「SEKAI NO OWARI」と名付けた。
バンド名が暗すぎると、批判的な意見もあったそうだが、それには屈しなかった。
以前なら精神症疾患のことは隠していただろうが、時代は変わった。
精神症疾患を公表して、おそらく彼の原点になっている「SEKAI NO OWARI」というバンド名で活動している。
絶望から希望を見いだした姿に感銘を受ける。

ポジティブに考える
ポジティブに考えることが出来るようになると、回復は早くなる。
また、プラスのエネルギーで動けるようになるので、現実もプラスの方向に向かう。
統合失調症という絶望
統合失調症になった方の手記を読んだことがある。
私が歩んだ「挫折」という道、それは、険しいものだったけれど、ちっぽけだった自分の人生に幅を持たせてくれました。根を生ることも出来ました。そして、肥やしを与えられたことで自分を成長させるための土台作りとなりました。
私はこの道を好きで選んだ訳ではないけれど、人として大事な色んなことを学ぶ機会を与えられ、病気になる前の自分より病気になった後の自分が好きになりました。この経験を生かし、これから立ち向かう様々な困難を自分の未来への可能性に変えていけたらいいなぁと思います。
統合失調症という絶望から、希望を見いだすこと。
いつかは統合失調症になって良かった🎵と思えるようになれば理想だ。
ポジティブに考えられるようになると、オセロのように真っ黒な人生が、一手で、真っ白に変わることもあるから❗❗