
僕ってけっこうマウントを取りたがる方だったと思う。マウントを取りたがるのは、自己が確立されておらず精神的に未熟だったからだろう。
自分を大きくみせたいプライドのようなもので、ある種の自信のなさが根底にある。他人と比較して、自己の優越感を感じて、自己肯定感を高めたかったのかね❓
I’m right. You are alo right.
大きな業績を成し遂げてきた人たちは、例外なく、「I’m right. You are also right.(自分は大丈夫。キミもそのまま大丈夫)」というスタンスの人たち。自分に自信はあるのはもちろんのこと、周りの人たちに対しても寛容で他人に対する批判などほとんどしない。
経験上、自分がダメダメな人ほど自らを棚に上げて相手を批判したりアドバイスする。それって結局自分のことをダメダメだと思ってるから、他人の悪いところが目に付いて我慢できなくなるんだろうね。
アンディフグ
若くして亡くなったアンディ・フグという格闘家がいる。
探偵!ナイトスクープという番組で、「自分の強さを証明したい!」という素人の兄弟と対戦することになった。しかし彼らは体格もヒョロヒョロで全く強そうではなく、案の定アンディ・フグには手も足も出ずにボコボコにやられてしまい、無様な姿はとても滑稽で観客の笑いを誘った。
試合の後レポーターが笑いながらアンディ・フグにマイクを向けると、こう言った。

私がチャンピオンになると言ったら皆に笑われた。
しかしチャンピオンになれた。
私は彼らのことを絶対に笑わない。
クリスティアーノ・ロナウド
2014年日本のイベントに参加したロナウドに、1人の少年が質問をした。大勢の記者が取り囲み、更にすぐ目の前には、憧れのロナウドがいる。そんな状況で言葉に詰まりながらも、必死に勉強したカタコトのポルトガル語で言った。

僕の夢は将来あなたと並んでプレーすることです。
どうすればなれますか❓
そんな彼の様子に記者から笑いが漏れた。
ロナウドは少年の方に手を置き、記者に向かってこう言った。

なぜ笑うんだ❓
彼の挑戦は素晴らしい。
一生懸命やっているのに、笑うことはないだろう。
ロナウドは天才と思われるかもしれないが、誰よりも早く練習場に来て、誰よりも遅く練習をする努力の天才。ロナウドにも夢を抱き挑戦し、もがき苦しんだ時代があったのは想像に難くない。
世界一のサッカープレイヤーになると、「それは無理だ」と嘲笑されていただろう。
マウント取る必要ない
人は皆マウント取りたいのではない。

出来るだけマウントとらないように気を付けています。
マウントを取るのが❎で、びっくりするぐらい謙虚な人もいる。
別に自分を大きく見せる必要はないんだよね。
ありのままで完璧で、ありのままで愛される。

統合失調症になって、他人に愚痴を言ったり、弱音を吐いたり、弱いところを見せたりできるようになったら、かなり気楽になりましたね^^;
男とは、こうあるべきを、演じているのも、結構しんどかったんだなって、今更気がつきました。

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