
僕は案外とお寺の手伝いなどで出張が多い。
体力的には、車を3時間ぐらい運転して、法要で座っているだけだから、大したことはない。
でも、法要での過緊張や過集中で、メンタル的には相当に削られる。
手が震えることもあるし、声が震えることもあり、緊張し過ぎて口がカラカラになって、呂律が回らなくなることすらある。
帰ってきてからは、数日はゆっくり休まないと、メンタル的な疲労は取れない。
脳を酷使して、ダメージを受けている感じ。
でも、メンタル的な疲労は自分でなかなか気づけない。

hoshu
すべきことああるんだけど、やる気が起こらないなぁ・・・
と、ボーッと過ごすことになる。
しかし、それは、

hoshu
怠けていてはいけない!どうにかしないと!
と、無理をしがちだ。
実際に、3回目の入院をしたときには、出張続きで、メンタル的な疲れが癒えないうちに、気合いと根性で、無理をして毎日の課題をこなしていた。
その疲れが取れないうちに、次の出張に行っていたから、精神的なストレスが大きくなりすぎて、忙しい時期に眠れなくなって入院に繋がった。
「何もしたくない。やる気がない」という状態は、心が自己防衛をしている時期だ。
「今は何もせずに休むべき時期だよ」というメッセージだ。
これも経験を重ねることで、だんだんと分かってきたことだ。
肉体的、メンタル的な疲れが取れると、自然と「何かしたいな」っていう気分になる。
それまでは、「休むことが今の仕事」って考えて、回復するまで待つと好いみたい。