人生という「ゲーム」を野球に例えるなら、先発完投するピッチャーのようだ。途中で誰かと変わることは出来ない。
いくら調子が好く160kmの速球を投げられるからといって、ずっと全力で投げていては、3回ぐらいでバテてしまうし、故障もしやすくなるだろう。
全力疾走だったら10秒で疲労困憊になってしまう💦 全力疾走で走るウサギは休憩しないといけないけど、ゆっくり進むカメは1歩1歩確実に歩を進めることが出来る。
ASAPは❎
争いの世界に住んでいると、誰よりも速く追いつけないような圧倒的な能力を身に付けたいと思うものだ。でも、それは短視眼的過ぎる。
全力で10秒走って、後は疲労困憊で動けなくなったり、無理して走ると大怪我をしたりもする。ASAP(As Soon As Possible 出来るだけ速く)は経験が増えていくと全く意味の無いものだと気付く。
より大切なのがペース配分。
ペース配分は経験値
必要なのは緩急のリズム。マラソンでも、どこで仕掛けるかは戦略で勝負の鍵となる。ピッチャーでもバッターの力量を考えて、力を抜いて投げる場面も必要になってくる。
プロに入ったばかりピッチャーでは、その感覚を掴むのは難しいそうだけど、ベテランになって経験を積んでくると力の抜きどころが分かるようになるらしい。
力の入れどころを探す
日常の生活でも、若い頃は「常に全力投球!」になってしまう傾向があるかもしれないが、人生は80年ほどの長い「ゲーム」だ。
人生は1日1日の積み重ねだから、毎日をペース配分しないといけないということだ。1日も短いようで長いレース。寝ぼけているときはスッキリするまで待ったり、寝食を忘れそうなほどに集中していたとしても、食事をしっかり取り、可能な限り遅くならない時間には眠る。
僕は今まで必要のないところに必要以上に力を入れるという傾向があった。そういう性格で無理しすぎたのか、統合失調症で入院も3回したし、2024年2月に突発性大腿骨骨頭壊死症になって、人工股関節に置換することになってしまった💦
それぐらいで、ようやく学んだ。
集中するときには集中し、休むべきときは休む。必要なところに力を入れて、必要ではないところで力を入れない。当たり前のことなんだけど😅
決して1日や1年と短視眼的に考えるのではなく、思っているよりも長いスパンで、トータルで考えてベストを探ること!緩急をつけてペース配分を意識するようになると確実に調子は上向く。
それに気付けたのも統合失調症という驚異的な挑戦があったからで、病気にはとても感謝している✨
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