
日本人は働くのが好きで、休日に何をして好いか分からなかったり、休むのが苦手な人が多いと聞いたことがある。
働くのが美徳とされている雰囲気があるから、常に何かしら仕事をしていないと、不安になってしまうからかな?
僕も、休むことや休憩するのが超苦手💦

何かしらしなきゃ・・・
というような「焦り」に近い、脅迫観念のようなものがあった。
そのために、疲れていても無理を重ねてしまい、それが積み重なって、再発や入院に繋がってしまった。
休むことも仕事
特に高いレベルで活躍している人は、休憩・休養・リラックスの大切さを知っていて、集中して効率的な仕事をしているようだ。
江川卓
プロ野球の伝説的なピッチャーの江川卓さんは、

子どもを叱ることはほとんどなかった。
でも、試合前日に寝ているときに、子どもに起こされると、「パパは明日仕事です。」と、パチンと頬を叩いていたぐらいです。
と、ある番組で言っていた。
休むことに対する意識の高さが分かるエピソードだ。
羽生善治
将棋の羽生善治も、

公園のベンチでゆっくりとして、敢えて将棋のことを考えない時間を大切にしている。
と、インタビューで答えていた。
イメージとしては将棋が好きで、24時間ずっと考えているタイプかと思っていたから、最初にこのことを知ったときは、ちょっと驚いた覚えがある。
ボディビルの世界チャンピオン
ボディビルの世界でも、以前は1日8時間ほど熱心にトレーニングしている人が世界チャンピオンになっていたそうだ。
しかし、最近は1日2時間ぐらい集中してトレーニングしている人が世界チャンピオンになっているという。
筋トレして筋肉が回復するまでは時間が掛かり、1日に8時間ほどのトレーニングは明かなオーバーワークで、効率は悪いし、故障もしやすいそうだ。
堀江貴文
堀江貴文さんも、地方から東京大学に現役で合格したというぐらい、相当に頭が好い。
しかし、猛烈に勉強したというよりは、集中して効率的に勉強するやり方だったそうだ。

睡眠時間が7時間より少なくなると、翌日は集中力がなく使いものにならない。それは経験的に知っていることで、高校生の頃から睡眠を充分にとって集中してやることにしている。
と、著書にあった。
堀江貴文さんの受験時代は、四当五落が当たり前だったから、こんなに若くから自分を知り上手にコントロールしていたのだなと驚嘆したことがある。

休憩・休養・リラックス上手になろう!
統合失調症になると、神経が過敏になり、ちょっとしたことでもストレスを感じてしまう。
ビクビク怯える小動物のように常に不安や緊張と戦っている人も多いだろう。
そういう状態にあって、「休憩・休養・リラックス上手になろう!」としても、なかなか難しいことも多い。
でも、集中力を保ち効率を上げるには「休憩・休養・リラックス」出来る能力は高めた方がいい。
試行錯誤しながら、自分なりのやり方でリフレッシュ出来る方法を探し出して欲しい。
1度コツが分かると、ストレスは相当に少なくなる。