西郷隆盛の言葉に「児孫のために美田を買わず」という言葉がある。
明石家さんまも同じようなことを考えていて、家族に財産は残さずに全て寄付するつもりだという。お金が無い時に感じた高揚感や楽しさというのは、そういう状況ではないと経験出来ないからだ。
明石家さんま
IMALUにも息子にも財産は残さない。それは本人たちにも伝えてます。
子どもにあげれるんですけど、娘と息子の人生が面白くなくなるじゃないですか。
我々芸人は明日どうしよう!?と生きてきたのか楽しかった。
だから、そこを楽しんで欲しいんです。
人生が甘くなって2人が変な人間になるのも嫌やし。
芸能人の子どもは親から毎月莫大なお小遣いを貰っている人もいるみたいだけど、さんまさんはそういう人を見て、自分の子どもたちにはお金があるからといってダメな人間になって欲しくないとの思いもあるそうだ。
実際に僕も北京では極貧生活ではあったが、自分の力で生きているというような、日本ではまず感じることが出来ない高揚感があったし、陰性症状が強い時期だったのだけど、北京での経験が回復を推し進めてくれたことは間違いがない。
だから、統合失調症だからと言って、困らないように親が子に可能な限り節約してお金を残してあげようというのは、別にそこまで真剣に考えなくても好いんじゃないかな?って思う。
人は自分の力で自分の人生を切り開く力を与えられている。
財産を残すよりも、自分の力で人生を切り開く力を教えてあげる方が子どものためになるし、何よりも充実した人生になると思うよ✨
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