
陰性症状が酷いときには、相当に焦っていた。何をしていても、「こんなことをしている場合じゃない」と、どこに遊びに行っても、何か他のことをしていも、心から楽しむことは出来なかった。
「何かをして向上しなきゃ!」というような強迫観念に近い焦燥感があった。
心のゆとり
しかし、結婚して心が穏やかになり、生活も安定してくると、奥さんと過ごす時間もリラックス出来る貴重な時間になってきた。
大谷翔平もずっと野球のことを考えていたのが、結婚して野球以外のことを考える時間が増えたという。

もちろん1人でいるよりも、野球以外を考える時間が多くなった。
それがいい方向に、自分の中でよりグラウンドにいる時に逆に集中できるようになった。感謝したいと思います
やはり、同じことをやり続けていると効率は落ちて、トータルで見ると成果は微妙だったりもする。
同じことをしつづけない
最近は掃除が楽しくなっている。綺麗になると心が磨かれるような気がするし、気分が好い。
ただ、掃除って毎回同じことをするから、たまに嫌になることもある(笑)
家はお寺で、今は納骨堂の香炉掃除を中心にやっているのだけど、1度全部終わらせて2回目になると、気分が重くなる。そういう時には、香炉掃除を最低限やって、次は納骨堂を磨くとか、床をピカピカにすることなど、ちょっと変化を持たせて、ちょっとした気分転換をすると2回目以降も楽に掃除が出来る。
僕らは、どちらかというと過集中が原因で認知機能障害になったり、やる気を失ったりする。同じことだけしていると、集中し過ぎて脳を酷使してしまい、嫌になって、その後「もう二度とやりたくない。。。」という気分にもなりがちだ。
気分転換も必要
大概、何かを成し遂げた人は、そのことが好きでズッと考えているタイプが多い。でも、そういう人は自分なりに脳を酷使しないように、自分なりの気分転換でリフレッシュして、その分集中して考える方法を知っている。

公園でボーッとして、敢えて将棋のことを考えない時間を取っている。
焦燥感があると、なかなか気分転換は難しいかと思うが、一度離れる方が集中力が回復して、トータルで考えると効率が上がることを経験すると、だんだんと気分転換が上手になる。
気分転換も、一種の技術で、試行錯誤しているうちに段々と上達するものだ。
コメントはこちら