あくまで個人的な見解です。
すべての人に当てはまるわけではありません。

詳しくは主治医や薬剤師などにご相談下さい。

向精神薬の危険性:重篤な副作用

統合失調症の本を読むと、大概は、

抗精神病薬を止めると統合失調症の再発率が5倍になり、1年間で78%2年間で98%が再発します。きちんとした服薬が大切です。

と、いうようなことが書いてある。

 

しかし、向精神薬に対する重篤な副作用については、あまり触れられることがない。

あたかも薬が万能で、薬さえ飲んでいれば統合失調症は簡単に治るというような印象すら受ける。

薬は万能ではない。

主治医
主治医

薬は万能ではないからね。

あまり期待せずに、60点ぐらいの状態を保てていたらいいんじゃないかな?

最近は、発病後3年ほどは抗精神病薬は再発を抑えるが、それを過ぎると飲んでいても飲んでいなくてもさほど変わりがないという研究を仄聞したことがある。

重篤な副作用

本には書かれていないような重篤な副作用については、統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 に参加していると情報を得られる。

グループに参加されている方は、統合失調症 Line家族会☆Pure Light☆ と合わせて800名程で、日常生活が不能になるほどの副作用に悩んでいる方もいる。

薬の副作用で苦しんでいる方の割合は予想以上に多く、ビックリすることもある。

死亡

ご子息が入院中や療養中に死亡してしまう方も一定数はいる。

薬の副作用によるものもあるだろう。

希死念慮・自殺企図

薬が合わずに、希死念慮が酷くなったり自殺企図をした方もいる。

自殺企図したけど失敗して、薬を変えて貰ったらビックリするぐらい状態は好くなった!

身体の麻痺

薬の副作用で脳梗塞になり、半身麻痺になった方もいる。

また、抗精神病薬の影響で半身麻痺になる方もいる。

左半身めっちゃ動かないしシビれてるんだけどリスパダールもしかしたら相性最悪かもしれない。

主に左手がまったく感覚ないんだよね、副作用かな…?( ;∀;

また、下半身に力が入らずに、歩けなくなり、車椅子生活になった方もいる。

足が1.5倍ほどに膨れ上がる

僕の入院中には、足がチアノーゼなのか紫色になり、パンパンに膨れて1.5倍ぐらいになっている人がいた。

薬の副作用で内臓にトラブルがあったと思われるが、病院側は対処してくれず、その母親が総合病院に連れて行っていた。

精神科の医師は、精神状態が好くなるとすれば、ある程度の副作用はしょうがないと考えている節がある。

僕も薬の影響からか、常にお腹の調子が悪いのだけど、

主治医
主治医

お腹の調子が悪かったら、内科に行って下さい。

どこか他人事だ💦

失禁・おねしょ

病院の個室でトイレが部屋にある環境に於いても、トイレが間に合わなくなった方もいる。

また、おねしょをするようになったり、便失禁・尿失禁をしてしまう方もいる。

おねしょについては、医師からは、

医師
医師

深い眠りになって尿意に気付かないのでは?

と、言われた人もいる。

しかし、僕も急激に来る我慢できない尿意や便意があり、トイレに間に合わなかったこともある。

眠りが深いのではなくて、薬で便意・尿意を司る自律神経が麻痺した感覚だ。

これは、実際に薬を飲んで経験しないと、医師でも分からないかもしれない。

 

また、芸能人の安西ひろこさんは、闘病中に、尿や便を垂れ流していたという。

統合失調症?の芸能人 安西ひろこさん
安西ひろこさんはパニック障害と公表している。 でも、症状を観ると統合失調症と診断されてもおかしくないなと感じている。 「仕事を休業する2年前くらいから、めまいがしたり過呼吸になったり体調が悪い日が続いてた」 自殺をほのめかすようになり、パニ...

視神経周りのトラブル

光に過敏になりすぎて、常にサングラスを掛けないと生活出来なくなった方もいる。

眼球上転で、外出が困難になった方もいる。

過剰なまばたきで、車の運転が困難な方もいる。

向精神薬の副作用:眼球上転・過剰なまばたき・まぶたが閉じる・涙が止まらない
向精神薬で眼球上転(目が上につる感覚)や過剰なまばたき・まぶたが閉じるなどの眼の周りの不調で悩んでいる人もいらっしゃる。 眼科の権威に観てもらっても原因不明といわれたのが、ナイアシンで回復したという報告もある。 眼球上転 当事者にいわせると...

アカシジア

身体がムズムズしてじっとすることが出来ず、常に立ったり座ったり、足踏みをしたりとアカシジアの症状に苦しんでいる方もいる。

アカシジアがあると、あまりにも不快で眠れなくなる人もいる。

僕も体調によってはアカシジアが出て眠れなくなるが、医師はその辛さが分からないらしく、「酷いアカシジアの人に比べれば大したことがないから」と服薬を続け、その間ずっと眠れなかったという話もある。

向精神薬への警鐘

製薬会社の社員の話

製薬会社で働いている方が嘆いていた。

医師は薬のことは全く知らない。

作用機序を考えると、向精神薬を飲み続けるのがいかに危険なことは明らかなのに。

心の病に薬はいらない!

どれだけ向精神薬が危険なのか、警鐘を鳴らしている本に内海聡医師の「心の病に薬はいらない!」がある。

賛否両論はある本だが、どれだけ向精神薬が危険なのかが分かる。

うつ抜けの方法。

あくまでも自分の場合。

15年以上、一生懸命に薬を飲んでも治らなかった。

薬さえ飲めば治ると信じてた。

精神保健福祉士の授業でもそう習った。

去年の今頃、内海聡先生の本に出会った。

その後、医師会主催の研修で真実を知った。

断薬して心身共に楽になった。

それだけ。

人に依って様々だろうが、抗精神病薬の重篤な副作用というのは、あまり語られることがない。

薬が合うと劇的に改善することもあるが、合わなければこの記事に書いたように日常生活を送るのも困難になるような重篤な副作用があるということも知っていて欲しい。

薬が合わなかったら医師を盲目的に信じるのではなくて、今では薬の選択肢は多いし、自分でも調べて合う薬に出会えることを願っている。

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