
統合失調症の初期の段階では、調子の波に只々翻弄されていた。
調子の波の因果関係はなかなかに把握するのが難しかった。
しかし、長年付き合っていると、不調になるとき好調になるときには、何かしらの兆候があることが何とはなしに分かってくる。
不調になるときの兆候
不調になる前は活動的で、その疲れが出た反動でほぼ確実というほどに低調になる。
好調の時はアクセル全開で進みたいから、そこでブレーキを掛けるのは難しかったりする。
後は、気分が重いときに抗うつ剤を飲んで、薬が切れたときに反動の辛さがやってくる。
深酒をした後も気分が重くなりがち。
気分が重くなると、散歩やお風呂をサボったり、睡眠時間が長くなったり、睡眠薬や抗うつ剤のODだったり、お酒を飲んで逃避したり、不安感が強くなったり、1日に決めた課題が終わらなくなってしまうことなどだ。
そういう兆候は不安になるサインだ。

あ、これは不調になるサインだな・・・。
と捉えると、いざ不調になったとしても、メンタル的に穏やかに過ごせる。
波はあるから毎日好調というわけにはいかない💦
好調になるときの兆候
逆に、好調になるとにも兆候はある。
睡眠に逃避する必要がなくなりアクティブになって睡眠時間が減り、色々なアイデアが思い浮かんで、1日に決めた課題をこなすことも容易になる。
その時期を逃さずに、集中して活動すると効率は相当に上がる。
好不調の波に上手に乗る
好不調の波をコントロールすることは難しい。
海の波を自分の思い通りに出来ないことと同じイメージだ。
僕らに出来ることは、好不調の波があっても、それを自分なりに上手に乗りこなし、その時期その時期でよりストレスのないライフスタイルを求めることしかない。
これも経験値を上げると、「何となく調子が悪くなりそうだな」とか、「調子が好くなるタイミングだな」などと分かるようになってくる。
気合いや根性はダメ絶対!
1番やっちゃいけないのは、好調の時も不調の時も、気合いや根性で無理してしまうことだ。
メンタル的に無理をしていると、それは心身に相当ダメージを与えてしまう。
調子の波をコントロールしようとするより、「上手に調子の波に乗ろう!」という意識になると、色んなことがスムーズに進むようになるからオススメ😀