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好調のときほど抑える!

統合失調症の回復期では、基本的に低調なことが多い。低調な時期から段々好調になり始めた時期にブログを始めたのだけど、その時期は「陰性症状をどうするか?」という記事が多かった。

でも、今まで陰性症状からの回復の体験記のようなものはネット上に無かったこともあって、「hoshuさんのブログに救われて、あんなに辛かった陰性症状が嘘のように軽快した」というようなメールは数えきれないぐらい頂いた。

簡単に言うと陰性症状の時期は「休むことも仕事と思って休む」「調子が好くなるのをのんびり待つ」というようなことで、色々な角度から陰性症状との関わりについて書いた。

陽性症状っぽい好調

そんな陰性症状の時でも、どういうタイミングか分からないが、たま~に好調な時期はやってくる。

好調になった嬉しさと、今まで出来なかった分をとり返そうと思うのか、ついつい無理をしすぎてしまっていた。不眠不休で活動していると、脳が興奮して活性化し、「自分は天才だ!」「このままドコまででも突き進める!」という感覚になって、何度も再燃したし、2回の再入院に繋がってしまった。

テンションが上がりすぎると、自分が神になったかのような感覚もやってくるのだけど、それってかなりレッドゾーン・・・🔥

脳を酷使しているということだから、その反動で回復のために長い睡眠や休養と、脳が自己防衛的にやる気をシャットダウンしてしまい、かなり低調になってしまう。

経験でテンションを抑えられるようになる

好調だからと、力加減を考えずに進めるだけ進むと、ほぼ確実に反動で不調になる。

しかし、それを何度も繰り返すと好調なときにでも、感覚が分かるようになる。

hoshu
hoshu

あ、このまま進んだらヤバいな・・・。

調子好いけど寝た方が好いな・・・。
o(`・д・´)oウン!!

いつもより早いタイミングで薬を多く飲んだり、パソコンやPCを離れたりと、ある程度力を抑えて活動することが自然と出来るようになる。

好調なときほどリラックスとリカバリーを意識しないと、故障してしまう。

好調なことが多くなる時期

低調な時期から理想的にリカバリーすると、真逆の世界に入る。ほとんどの時間が好調で、低調はたまに来る程度になる。

ただ、だからと言って感覚に任せてガンガン進むだけでは、ちょっとしたことで不調に舞い戻ってしまう。

経験を積み重ねて試行錯誤し、自分なりに好調に止まるコツをまとめると・・・。

好調な時ほどリカバリー重視

忙しいときは、テンションが上がってしまって、休憩しないで不眠不休で大丈夫な感覚はやってくる。

ただ、そのやり方では確実に反動がやって来て、トータルで考えると効率は悪くなるし、精神衛生上もあまり好くない。

忙しい時期や調子が良い時期こそリカバリー重視にすると、相対的に長い時間好調に留まれる。当たり前だけど、体調万全の方が良い結果が残せるでしょ❓

料理と食事は最重要

僕の場合、調子が好くなると、その好調感を途切れるのを嫌って、食事をしなかったり、カップラーメンを食べながら作業を続けるというようなものだった。

お腹がいっぱいになると、幸せホルモンが出て、消化に血液が回って、脳がまったりしてしまうから。

でも、自分では気付いていないだけで、それだけ高い集中力で活動していると、脳を相当に酷使していることになる。

だから、どんなに好調でも、一旦目の前の課題から離れ、キチンと料理をして食事をするようになると、滑らかな好調感に長い間留まれるようになるった。

頭が過活性している状態は、陽性症状とは行かないまでも、脳に取ってはイエローゾーンだから。

睡眠:普段より早めに寝る

好調な時はついつい夜更かしをしてしまいがちになる。でも、好調であるだけで脳を酷使しているのに、生活リズムを乱して無理をすると、脳には更に負荷が掛かっている。

僕の場合、好調な時期ほど逆に早めに眠ることにしている。いくら続けたくても、就寝前のルーティン(入浴・歯磨き・服薬)などをこなして、時間が来たらPCは切る。眠れなくてもPCは付けずにベッドでダラダラする。

疲労で限界で眠るのではなく「快」を感じながら眠るということだから、様々なアイデアも思い浮かびやすいし、何より翌日の朝の反動の気分の重さがなくなり、スッキリと穏やかな好調に長期間留まることが出来るようになる。

力の抜きどころを意識する

実に全力投球ではすぐにバテてしまう。全力の運動なら100m走10秒程度で疲労困憊になってしまう。力の抜きどころを覚えるのは、ベテランの投手が、常に全力で投げずに、時には手を抜き、勝負所で100%の力を出すようなものなんだろう。

主治医
主治医

野球のピッチャーでも調子が好くて160kgのボールが投げられるときにはどうしても投げたくなるんだよね。でも、それは肉体の限界を超えて投げているから壊れやすいし、ベテランになって経験を重ねると、力の抜きどころが分かるようになるよね🎵

好調なときほど力を抑える!

その感覚が分かると、好不調の波は相当に穏やかになる。上がりすぎないし、下がりすぎない。

調子の波は誰にでもある

例えば、相当に高いレベルで自己管理をしているプロ選手でも、低調な時期やスランプはやってくる。僕ら一般人なら尚更調子の波に翻弄されてしまうのは自明の理。

でも、調子の波を自分である程度コントロール出来るようになると、より長い時間好調に止まることが出来るようになって、低調もすぐに過ぎ去るようになる。

一流とそれ以外を分けるのは、「一流は低調な時期が短いこと」と聞いたこともある。

僕らは相当ハードな経験をしてきて、誰にも負けない脳のトレーニングをしてきたということだから、好調に長い時間留まれる、超一流にだってなれるよ✨

コメントはこちらから

  1. のりこ より:

    香川県高松在住の統合女子です。本当に好調期程休息の大切さを痛感します。
    私自身も20歳の頃ハイド似の彼氏と大恋愛して過労で再発。その後またイケメンから告白されて付き合い、過労から再発入院しました。恋愛では妄想など病状悪化する事も経験から学びました。
    今は、厚生省の方からリカバリーの教科書頂いてリカバリーしてアクセサリー作家。パラリンピックアートで絵画描いています。

    • hoshu hoshu より:

      こんにちは。好調期ほど抑えること必要ですよね💦
      アクセサリー等のアート活動頑張って下さい💪

hoshuを推してね💕
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