
僕は3回の入院経験がある。
そのいずれも、思考が変な方向に向いてしまったからだと思ってる。
初回は大学受験で、変な本に影響されて「睡眠しないで勉強してみよう」と5日ほど眠らなかったら発症した。
2回目は不安から「食糧危機がやってくる」と農家の友人の米を売ろうと奔走し、あまりに常軌を逸していたから家族が病院に連れて行った。
3回目は好きな人がいるのに、婚活を始めたことが間違いの始まり😅
どれも大きな流れから逸脱し、心が望まないことをして思考と行動が支離滅裂になってしまっていた。
人生が上手く回転しているとき
人生が上手く回転しているときには、むしろ直感や感性に従っていたように思う。
準備期間2週間ぐらいで北京に移住したときも、アーティストに呼ばれてウィーンに行ったときにもあまり考えずに、直感と感性に従って大きな流れに乗った。
直感と感性で仕事をしているときには、パソコンの前に座っているだけで神が自分を動かして作品が自然と降りてくるような感覚もあった。
反常合道
「反常合道」という仏教用語がある。
一見常識に反しているようで、実は理にかなっていることを言う。
結果を出す人は、常識にとらわれず、人と違う発想をする。
世の中の常識とは違うこと、人がやっていないこと、人に反対されたりしても、直感に従って行動してみよう。
でもなぁ・・・思考は辞める
直感で「何かしてみようかな?」と思っても、ちょっと待つと「でもなぁ・・・」思考がやってくることがある。
コツは「でもなぁ・・・」がやって来る前に、直感で思いついたことをやることだ。
ファーストチェス理論
「ファーストチェス理論」というものがある。
チェスで「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」は「86%が同じ手」なので、5秒以内に打った方がいいという考え方。
直感や感性で生きる
直感や感性を司る右脳は、ある説では左脳の100万倍もの処理能力があるという。
常識や思考というのは一般の人たちのもので、前頭前野の活動亢進による統合失調症では、矛盾が多すぎて左脳的な処理は暴走して上手に処理出来ないのかもしれない。
僕らは左脳を使って問題を解決するようにはデザインされていない。
大きな流れに乗って、直感や感性を活かしていく頭の使い方が自然と出来てしまうのが統合失調症に与えられた才能なのだろうな🎵