特に何も変わらない日常でも、気分的にゆとりは、時間的なゆとりにも繋がる。何をしていても、「こんなことしている場合じゃない」というような焦燥感があったのだけど、心理的にゆとりが生まれると時間的なゆとりも生まれるみたいだ。
ゆとりがあると時間が余る人生の皮肉
僧侶の仕事をする前には、衣帯に着替える。若い頃は陰性症状も酷く、時間ギリギリになるまで眠っていて慌てて着替えるこももあった「遅刻する!早く着替えなきゃ!」と、焦りながら準備をしていたけど、慌てている自分に疲れてしまった。
焦って準備しても2分か3分違うだけで、それぐらいなら遅れても大して変わらない。
着付けも乱れがちだから、ゆっくりしてみよう。
すると、焦ってイライラしながら準備していた頃よりも失敗は少なくなって、慣れてくると短時間で綺麗に着付けられるようになった。時間もゆっくりゆったりと流れているような感覚になった。
そのことに気付いてからは、直前にバタバタするのは嫌だから時間にゆとりを持った行動が自然と出来るようになっていった。
最愛のパートナーと共に💕
本当に波長の合うパートナーと一緒に暮らすようになると、更に心は落ち着いて来た。気分的にも楽しいし、生活も楽だで、絶対的な安心感と安定感と共にある。
乱れだった食事も規則正しく食べられるようになったし、1人では気付きににくいテンションの高揚も指摘してくれるし、夜も「寝た方が好いよ」とずっと側に居てくれるからこそ、適切なアドバイスを貰える。
もちろん体調も好くなるし、生活リズムも整って来て、心理的にもゆとりが生まれて、常に時間が足りないと思っていたのに、1日の課題を済ませても充分な時間的ゆとりが生まれるようになった。
ゆとりがあると時間が余る人生の皮肉
時間がないと、とかく焦って慌てがちだ。しかし、「焦り」というネガティブな力で動いても、当たり前だけどネガティブな結果しか生まれない。
「ゆとり」のある心理状態になると、自然と時間にも「ゆとり」が生まれる。焦っていて時間が欲しい時には時間はいくらあっても足りないのに、心から焦りがなくなると時間が充分にあるようになるという人生の皮肉だ。
統合失調症でもゆとり
統合失調症の症状が酷いととかく焦りがちだ💦 陰性症状の時期はそれが酷く、何も出来ないから、時間は普通の人と比べてもたっぷりある。
だからといって、時間を有効に活用してタイムパフォーマンスが高い活動はできない。時間がいくらあっても思うような行動が出来ずに気分が凹み、心は乱れてしまいがちだ。
やがて回復して、ちょっとしたことから始めて、自信が生まれてきたら、自然と心にもゆとりを感じられるときがやって来る。心理的なゆとり意識出来るようになると、時間的なゆとりに繋がり、更に金銭的なゆとりにも繋がり、回復は劇的に早くなる。
コメントはこちら