母が年末に骨折して足首にひびが入ってしまった。
幸い入院するほどではなく、ギブスを付けるだけで2週間ほどで普通に歩けるようになった。
年末の大掃除で、兄が空いている部屋に段ボールなど不要なものを持ってきて、それにイライラした母が片付けていると、階段を踏み外してしまい骨折してしまったそうだ。
それで自分の心の在り方を反省したらしく、ことあるごとに

急がない。慌てない。転ばない。
と、呟くようになった。
1月は25日に大きなお寺の法要があって、毎年準備は大変だが、今年は足が万全ではなかったものの、準備は滞りなく進み、

いつもよりゆとりがあったね。
との感想を言っていた。
「急がない。慌てない。転ばない。」の意識で、ゆとりをもった心で行動したから、結果もポジティブなものになったということだろう。
同じようなことは僕も経験している。
仕事前になると、

hoshu
早く準備しなきゃ!!
と、焦ってしまい、毎回焦ってバタバタしていたのだけど、あるときに、

hoshu
焦っても、焦らなくても、時間は同じ。
そしたら、準備する時間は充分にあると思って準備してみよう。
という意識になって、準備をしてみた。
すると、同じ時間でも心がゆったりして気分的に楽になるのか、仕事の準備はストレスなく完璧に出来るようになった。
「焦り」は悪い結果に結びつくし、母のように怪我にも繋がる。
「焦らない方が上手くいく」という感覚が分かったら、2度と同じ「焦り」は感じなくなり、ストレスなく楽に現実を変えられるようになる。
急がない。慌てない。転ばない!