感性のアンテナを閉じることは難しい

統合失調症になる方は繊細な感覚を保っている人が多い。

そのためか、20代になっても、30代になっても、どこかしら10代のような雰囲気を醸し出している人も多いという。

 

感性のアンテナが中二病のように常に全開になっているようなイメージだ。

それは、生きる上では優位に働くこともある。

僕が海外のアートフィールドである程度の実績を残せたのは、感性のアンテナのお陰だと思っている。

しかし、普段から感性のアンテナで様々な情報を得ていると、生きづらさもある。

 

最近は、法話で1時間ほど話す機会が2度ほどあった。

準備段階では過集中というほどに感性のアンテナが開かれた。

しかし、それが終わると、今までに感じたことのないような疲労感に襲われた。

 

中国でオランダ人のアーティストと働いていたときも、1ヶ月ほど作品と向き合い、感性のアンテナが開きっぱなしで、いくら眠っても回復しないような疲れがやってきたこともある。

 

「シンプルに考えること」などで、ある程度は調整できるのかもしれないが、基本的には生まれ持った感性の鋭さは、いつになっても鈍感になることはない。

普通の人は感性のアンテナを開きたいと思っている人が多いだろうけど、僕らに出来ることといえば、感性のアンテナが全開になることを何度も繰り返して慣れるしかないのでないかと想う。

 

感受性の強さは諸刃の剣で、上手に自分をコントロールすることを学べば好いと思う。