
陰性症状が酷いときには、整理整頓までなかなか気を配れない。
机上に、やらないといけない書類や残務処理のための書類が山積みになっていたり、パソコンのデスクトップがごちゃごちゃだったり、使いっぱなしでなかなか整理整頓出来なくなって、机の上がゴミ箱になったり💦
やらないといけない返信も出来なかったり・・・。ちょっとしたことが面倒でやれなくなってしまう。
整理整頓は判断の連続
整理整頓は簡単な仕事のように思えて、時間も労力も必要だし、判断の連続だから思っている以上に脳にストレスを掛ける。
「これは必要なものか、そうではないか?」
「どこに整理整頓するか?」
「次に使いやすいためにどうするか?」
統合失調症で脳が疲れているときに部屋が乱雑になりやすいのは、それだけでも脳に負担を掛ける大変な仕事だからだろう。

ゆとりが生まれたら整理整頓
ある程度経験を積んだら、すべき課題があっても整理整頓を意識して、まず机上の整理をすることにしている。
机の上がスッキリすると、気分的にもスッキリすして頭もまとまりやすいし、好調になると次の課題にストレスなく取り掛かれれる。
次の課題に移るとき、まず掃除からしないといけなくなると、それだけでストレスでやる気が削がれる。
机上は調子の目安
机上がスッキリしているかは、僕にとって調子のバロメーターになる。低調だとゴミが溢れているし、好調になると自然と片付けられる。
低調な時期、何となく何もしたくないとき、1日の課題が終わって何もやることがない時間など、意識して整理整頓するといい😃
好調に転換したときに、爆発的な行動力を活かすことにも繋がるから。
ものを探す時間は無駄
仕事の中で1番無駄だと思うのは「探す」行為だと思っている。ウィーンでアーティストのアシスタントをしていた頃は、その部屋の汚さに驚いた。

ちょ、ちょっとは片付けようよ・・・😅

すべての書類を取っていると必ずあるから探し出せるからね
シンプルな考え方かもしれないが、実際に必要な書類を2日掛けて探したりしていた。
当時はスーツケース1つに入るだけの荷物で世界中を駆け回っていたから、乱雑な部屋や探す時間が辛くて、まず整理整頓と掃除から始めた。そうするとお互いに仕事の効率も劇的に上がった。探す必要がなくなるのは楽🎵
機動力が高まる
「何かをしたい❗」というときに、乱雑な部屋だったら、まず整理整頓から考えないといけなくなる。気分は削がれるし、何かをしたいときに片付けするのに心が折れて、結局何も出来なかったりもする。
せっかくやる気になったのもったいない😱

昔日曜大工にはまってた頃も、大工の友達から言われた。

掃除と整理整頓までして仕事完了だからな!
前日の続きをするのだから、そのままにしておけば効率は高いようにも感じるかもしれない。
実際に自己啓発本では、「翌日すぐ取りかかれるように、片付けはせずに同じ環境にしていた方がいい」とアドバイスしているものもある。
でも、一旦気持ちも心もリセットして、キレイな環境で仕事を始める方が良い仕事が出来る❗

心理的なストレスが激減
ウィーンにいた頃100歳のおばちゃんが隣に住んでいた。1人暮らしで、買いものにも自分で行けるほど元気だった。
あるとき家に招かれると、不要な物が一切ないのに驚いた。掃除も行き届いてていて、目に入るものはテーブルの上の華ぐらい。
祖父や祖母の世代は戦争の貧しさを経験して、何でも可能な限り取っていたから、けっこうなカルチャーショックだった。
でも、不要なものが無い環境、整理整頓された環境、掃除が行き届いた環境はメンタル的なストレスが激減するのだろう。
それが長生きの秘訣の1つなんだろうなと思ったことがある。
整理整頓は最優先課題
「掃除が出来て一人前」という言葉がある。キレイな整理整頓された環境を創れるだけの心理的ゆとりが必要だということなんだろうな。
低調な時期でも、整理整頓を最優先課題にする意識を持とう。
仕事は遅れるように思うかもしれないが、整理整頓されているとストレスなく仕事出来るから、まず整理整頓❗
コメントはこちら