

インターネットで調べても目的の情報が得られなかったものですから、もしご存知でしたら教えて頂きたいと思いましてメール致しました。
私のいとこの子(34歳)は統合失調症で、音楽的才能(覚えが早い)を持ってるのですが、
治療を行うことによってその才能が段々無くなってしまうようなことはないでしょうか?
どのような治療をしていくかにもよるかもしれませんが、ご存知の範囲で教えて頂けたら有り難く存じます。
このような質問を頂いた。
統合失調症の陽性症状では感性が開かれる。
僕の場合は、以下のような不思議体験があった。
- 色彩がゴッホの絵のように鮮烈になる
- イメージ通りの写真が撮れる
- 頭の中でリアルよりリアルな音楽が流れる
- 運動能力の爆発的な向上
- 急に中国語と英語が喋れるようになる
- メガネ無しでもハッキリと見えるようになる
これらは、陽性症状が収まったら元に戻ってしまった。
陽性症状で書けていた絵が、回復したら描けなくなったという人もいるし、陽性症状で一時的に開かれた能力は、陽性症状が治まるとなくなることが多い。
元々の才能
しかし、元々持っている才能は、治療と共に無くなることはない。
陰性症状や認知機能障害の影響で一時的に能力が落ちることはあるが、やがては回復して段々と元に戻っていく。
むしろ、興味を持って伸ばしていくと、発症以前よりも才能は更に磨かれる。
統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 でも、自分が好きで興味のある分野に関しては、驚くほどに才長けた人が多い。
スポーツにしても、語学にしても、プログラミングにしても、カメラにしても、映像にしても、音楽にしても、ハンドメイドにしても、行動力にしても…。
ネットで探せないぐらいだから医師も知らないことだろうし、一般のイメージとは相当かけ離れていると思う。
1回聞いたら電話番号覚えられる人とか。
もう50代だけど、その能力は未だにある。
高校生で吹奏楽部に入って、それから絶対音感が身についた人もいる。

誰でも音楽すれば絶対音感身につくんじゃない❓
普通は子どもの頃でないと絶対音感は身につかないと言われているのに。
統合失調症という感性は、常人の常識を優に超える。
「千里の馬はあれども一人の伯楽はなし」という諺があるように、教えられる人がいない。
その才能を活かすのは、常識で考えられるようなやり方では無くて、自分なりのやり方を探さないといけない気はするけどね。

コメントはこちら