普通の人でも環境や状況が変化したときにはストレスを受ける。統合失調症では脳や神経が過敏になっているから、そのストレスも何倍にもなって押し寄せてくることになる。環境や状況の変化によって、自分では気付かないうちにストレスをためて状態が悪くなることもある。
引っ越しや転職などの環境の変化や、心理的状況の変化で調子を崩す人も統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 には多い。
変化から受けるストレス
海外生活
4年の海外生活をしたが、海外では病状が悪化するタイプの心理的ストレスはさほど感じなかったように思う。気が張っていたし、海外で再発するのは絶対に避けたかったので時間があれば可能な限り眠っていた。
ただ、日本に帰ってくると、それまで張っていた気が緩み、今までにないような疲労感があり、人と関わることが辛くて、引きこもりのような生活になってしまった。
障害基礎年金の受給
障害基礎年金の受給が決まって、精神的には楽にはなった。お金の不安が常にあったのだけど、年金分は仕事をせずにのんびりと静養することが出来る。
ただ、今までのような不安をエネルギーとした爆発的なやる気もなくなってしまった。張りつめていた神経がリラックスして、それに隠れていた疲労が前面に出てきて、何もする気にならないイメージ。
同棲
彼女さんと一緒に暮らすようになって、心理的には相当落ち着いた。ただ、今までずっと独りでやってきたから、誰かと一緒に生活をすることに慣れていなくて、今までに感じたことのないような疲労を感じる時期があった。
変化を受け入れた後の成長
環境や状況が変わったときには、それに対応するだけで精一杯になって、ストレスになかなか気付きにくい。この時期には積極的に休息を取り、心と身体のバランスを整えることを最優先しよう。
上手にこの時期を乗り越えられると、心理的に飛躍的に成長できる。
変化を怖れず、成長のための一過程として考えて、尻込みせずに積極的に✨
コメントはこちら