僕は1996年に発症して、ずっと同じ主治医に看てもらっている。20床しかない個人病院だったけど、今では250床ほどに大きくなっている。
それだけ評判の良い病院だ。
僕が最近眠れないことを、加齢のせいなのかな?と言うと、「まだ若いからそんなこともないでしょ?」とカルテを見て、「あれ、もう50歳になったの?」とびっくりされた。
28年前に知り合ったというか、出会って22歳の僕の印象が強いのだろう(笑)
その時に主治医が「結局精神科医が出来ることは、話を聞いて生活や考え方のアドバイスをすることしかないんだよな。まぁ、薬も出すけど。」と長年の経験から得た知見で語ってくれた。
そういえば、若い精神科医のTwitterを見ていると、新興宗教の教祖だったり、スピリチュアル系に傾倒してるんじゃ?という発言も多く見受けられる。
ある精神科医は「精神科医は薬や障害者年金などの書類を書くことしか出来ない」と自虐的な呟きをみたこともあるが、主治医にとっては薬も精神疾患にとってそれほど重要なものではないと考えているように感じている。
多剤処方をしたり、3分診察で患者に寄り添わず、「手が震えます」「じゃあ薬出しときますね」というような医師は主治医にとっては信じられないものだろう。
コメントはこちら