統合失調症は実に不可解だ。陽性症状が出ると、それ以前の世界観とその後の世界観は全く違ったものになる。一種のパラダイムシフトだ。
時代や地域により、「悟りを開くための前段階の崇高な宗教体験」とされていたというが、ある意味では人生の真実に近づくような体感がある。思索は深くなり、偽物を見抜く真実の目が開かれる。
僕らは何て無知なんだろう
統合失調症になる前は、世の中のことは大概分かったつもりでいた。でも、自分が知っている世界なんて1パーセント以下だ。
例えば、僕は北京に行って、中国人がお風呂に入らない理由や、壁のないトイレの理由や、テーブルの上にタンを吐くような理由も分かった。
お風呂に入らないのは、潜在的にある水不足の恐怖だし、壁のないトイレは地域の社交場となっているからだし、食事の仕方が汚いのは、様々な民族がいてマナーを統一出来ないから、マナーを求めないのがマナーなのだと分かった。これらは実際にそこに住んで経験しないと分からないことばかりだ。
そう考えると、僕らは何て無知なんだろう😱
統合失調症になって世の中のことを3パーセントぐらいは知れたのかもれしない。これからの新しい世界は僕らが先頭に立って、周りに人生の真実を伝えていく立場ではないかとすら考えている✨
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