
1000以上の記事を書いてきたのに、幻聴のことは書いてこなかった。
幸いなことに僕が日常では幻聴は聞こえないから。
幻聴は超絶リアル
日常では幻聴はないけれど、急性期には相手の声が脳に直接聞こえてきた。ような気がした。

俺、進化してテレパシーが使えるようになった❗
と、興奮したことを覚えている。
また、頭の中で音楽を流そうと思って集中すると、超絶リアルな音楽が流れて来た。

俺、歴史に名を残す音楽家になれるやん❗
と、更に興奮した。
モーツァルトもあらゆる音が音楽に聞こえたというし、そういう境地に入ったと思ってた。
あまりにも不穏だったから、警察にお世話になったし、医療保護入院になったけど💦
幻聴とリアルは区別しにくい
幻聴がずっと聞こえている方は、幻聴なのかリアルな音なのか区別するのが難しいこともあるそうだ。
「今聞こえてくるはずがない」とか、「この人がこういうことを言うわけない」とか、状況で判断している方もいる。
人に呼ばれても、幻聴だなと思っていると、「なんで無視するの?」と訝られたり。
幻聴だと気付かない場合
幻聴はあまりにもリアルだから、それが統合失調症など脳の障害と気付かないまま日常生活を送っている人もけっこいいる。

30歳になって初めて統合失調症とわかった。それまでは、幻聴を幻聴とおもってなくて、現実のことだと感じていた。相手の心の声が聞こえる霊能だと思い込んでいた。また、逆に自分の考えが相手や周囲に漏れて筒抜けになっていると思ってた。

入院して投薬したら、いつも自分を応援してくれる声が聞こえなくなった。
主治医に話すと、それは幻聴だったんだって・・・。
幻聴はなかなかに難しい
幻聴メインの方は、投薬治療が成功する方もいる。
でも、どのような投薬をしても、ずっと何かしら聞こえている方もいる。
聞こえてくる声は基本的にネガティブだから、そういう方は本当に辛そう😢

幻聴が聞こえてきても、上手く対処して日常生活を送れたら、それは寛解と言えるよ。
医師にそのように言われた方もいる。
幻聴はなかなかに難しいみたい。
