
統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 を運営していると、統合失調症に加えて解離性障害(多重人格)の症状がある方もいる。
通話グループで、僕以外3人が解離性障害を持っていて、3人とも次々と人格が変わるのは、不思議な世界観だった。
解離性障害は、幼少期や強いトラウマで引き起こされると言われている。あまりにも苦痛で、脳が自己防衛的に違う人格を生み出す。疲労やストレスや過去のフラッシュバックなどで主人格を守るために他の人格が選手交代する感じ。例えば、希死念慮が出たりすると、他の人格に変わり命を守ってくれたり。
皆も、ある意味では解離性がある
最近は、僕も皆も、ある意味では解離性障害みたいなものなのだと感じるようになった。優しい自分、崇高な自分、攻撃性のある自分、ダメダメな自分など、様々なレイヤーの自分がいる。

心の中の天使👼と悪魔👿
天使と悪魔およそ光があれば必ず闇があるように、誰にでも神聖で侵すことの出来ない領域と、どうしょうもなくダメな領域両方を同時に持っている。もし、釈迦やキリストだったら光だけなのかもしれないけど、僕らは釈迦やキリストになれるはずもなく、心から闇...
解離性障害では、主人格が出来ない役割を担っているという説がある。必要が無くなったらその人格は消えてしまうこともあるし、別人格の成長があったりと、人間の脳って本当に不思議。
そう考えると、僕らが心を磨いてネガティブな自分が表面に出なくなることは、解離性障害からの回復過程にも似ている。
僕らはどの自分でも「自分」と理解しているが、解離性障害の方は解離したときは全くの別人格で、その間主人格の記憶が無くなることも多い。
ただ、主人格に統合するのが治癒だとは僕は思っていない。自分を守るために生まれた必要な人格だから、まるっと受け入れていけば好いのじゃないかな❓
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