統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 でオフ会に行くことがある。そこでは、病気のことを隠す必要はないし、当事者同士だったら妄想の話も笑い話になる。
特に関西のオフ会では、関西人らしく自分の体験を面白おかしく喋ってくれて、お腹がよじれるほどに笑う。
同じような経験をした当事者同士だから話せるんだけどね。
確かに当事者には笑い話になることも、家族の方に話すとどんよりと空気が重くなることもある😅
自分の理解の範疇にないことは、ある種恐怖の化け物となり得るから、当事者が自分の言葉で情報を発信するのは大切なことではないかと思っている。
統合失調症に触れてはいけない社会的雰囲気
未だに、統合失調症はまだ触れてはいけないような社会的な雰囲気がある。
100人に1人は罹患するというから、芸能界でも統合失調症を患っている人は一定数はいるはずなのに、きちんとカミングアウトしている人はまだまだ少ない。
1990年頃までは「うつ」と伝えることは死刑宣告のような重さがあったよ。
今はそんなことないけどね。
丸岡いずみ「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」
今では、うつに関しては有名人も自分がうつであることをカミングアウトするし、丸岡いずみさんの「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」という、名著もある。
うつになって自然体な生き方が出来るようになったという、爽やかな読了感!
うつという重たい話題をこれほどまでに爽やかに表現しているのは、丸岡いずみさんの力もあるし、そういう社会的な雰囲気を創った先人の努力の賜でもあると思う。
統合失調症を巡る現状
統合失調症に関しては、ネット上ではポジティブで勇気づけられるブログも多くなってきた。
本にしても、himecoさんの「テレビは私の噂話ばかりだし、空には不気味な赤い星が浮かんでる ~統合失調症の私から世界はこう見えた~」という、柔らかなタッチの書籍も出版されるようになった。
今までの当事者本とは一線を画し、ほっこりする。
うつが死刑宣告のような時代から、ある程度うつに対して理解のある社会になったように、統合失調症も同じように理解のある社会になっていくのだろう。
苦しかった経験を笑い話にして、笑い飛ばせるような❗
新しい時代🌍の胎動を感じている今日この頃だ✨
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