「腹を割って話す」という言葉がある。腹を割るとは切腹するという意味だ。人と真剣に向き合うためには、それぐらいの覚悟が必要ということを表している。
現代の若者はネットでの表面的な関わりが大きな位置を占めていて、お酒の席も煩わしく感じる子も多くなっているそうだ。お酒の力を借りて本音を語り合うことも、面倒なことになるまえにブロックして関わりを断つようなドライさを感じる。
昔のように人と真剣に向き合う経験がない子も多いような印象がある。
確かに、人と真剣に向き合うことは、喧嘩にもなるだろうし、相当にメンタルパワーも必要でとても疲れる。避けて通れれば良いのかもしれないけど、お互いに成長するためには時には「腹を割る」ような試練も乗り越えないといけない。
ネットで全てを完結させるような現代。でも、リアルな人間関係でしか学べないことだって沢山ある。
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