タバコの価格が上がったときに、どれぐらいの人が禁煙出来るかを調査したテレビがあった。
結果、卒煙出来たのは、禁煙を志した人の約半数。
どういう人が禁煙に成功して、どういう人が失敗したのか?
傾向として、誰かのために禁煙しようと思った人の成功率が高かったそうだ。
子どもが生まれたり、家族の健康を考えたり。
逆に自分のために頑張ろうと思った人は、禁煙失敗率が高かったそうだ。
自分のために何かをするのは相当に強靱な精神力がないと難しいらしい。
人は誰かのためになると幸福感が高まる
ある大学の研究がある。お金を渡して、それを自分のために使うグループと、他人のために使うグループに分けた。結果は自分のためにお金を使ったグループの幸福度はさほど変わらなかったが、他人のためにお金を使うグループは軒並み幸福度が高まったそうだ。
様々なケースで実験したが、貧困に苦しんでいる人や地域差にも関わらず、同じように人のためにお金を使った方が幸福度が高いことが証明された。
僕らは人のために何かをすることで幸福度が高まるみたいだ。
世界一の野球選手とは❓
今や世界一の野球選手と認められている大谷翔平は、昔から「世界一の野球選手になる」と公言していたそうだ。
「世界一の野球選手ってどういう人?」と聞いた人がいる。
何勝したいとか何本ホームランを打ちたいとか数字やタイトルではないんですよ。
どれだけたくさんの人に応援されるか、1番たくさんの人に応援された人が世界一の野球選手なんですよ。
野球をすることで、たくさんの人に良い影響を与えたい。
というようなことを言っていた。
意識の高さが違うんだよね。
めぐり巡って
人のために何かをしていると、短期的には損をしているようにも感じるかもしれないけど、長い時間を掛けて、めぐり巡ってやがては自分に返って来るものなのだろう。
人が喜ぶのが嬉しいというので充分に返してもらっているけど、そういう生き方が出来るようになったら人間としてとても魅力的だから。
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