
統合失調症は脳のリミッターを外せる、ある意味では「才能」だと思っている。

普通の人なら、リミッターが働いて、

これ以上は無理…。
となる場面でも、どこまでも進んでいける印象だ。
北京で感じた感じたことのないような疲労感
北京にいた頃、オランダ在住のアーティストと、ネットで連絡を取りながら、共同で作品作りをしたことがある。
僕はプログラマーという立場だった。
アーティストで要求が高く、制作していくうちに、

ここは、こうできないかな?
と、アーティストらしく(笑)次から次へと、アイデアが出て、方向性も変わる💦
その対応をするために、プログラムを組み替えるのも相当なストレスだった。
その制作は1ヶ月ほどで終わった。
作品はオランダのアートマガジンに掲載されるほどに良いものが出来た。
しかし、作品を作り終える前には、今まで感じたことのないような疲労感があった。
いくら眠っても回復しない。
例えようのないような疲労感。
相当にメンタルパワーを消耗したからだろう。
結婚式のビデオ
僕は結婚式のビデオを頼まれることが多かった。
式までの時間が限られていること、一生に1度のことだからと要求は高くなる。
お祝いだからほぼボランティアで創っていたから、精神的なストレスは相当に大きかった。
〆切が近づくと、過集中といえるほどの状態になって、不眠不休で製作していた。
そのときは、パソコンの前に座っていたら自然と作品が出来上がるような、神が僕の身体を動かしているような超越した感覚も頻繁にあった。
しかし、その時期が終わると、相当に疲労していた。
1つのビデオが終わると、次の話がやってきて、脳のダメージが抜けないまま、次の作品に取り掛かるようなこともあった。
そのストレスが溜まって、2度目の入院に繋がったのかもしれない。
法話
1年ほど前に法話を頼まれた。

私は法話の勉強はしていないので、今回はお断りします。
と、1度は断ったのだけど、

今年じゃない。来年だ。1年あるから勉強してきなさい。
と、法話の話を受けることになった。
それからは、何をしていても頭の隅に法話のことがあった。
本番の1ヶ月程前からは、相当に緊張して、原稿作りで、他のことは全く手に着かないような時期だった。
最初の法話ということで、過集中と過緊張で、終わってからは、今までの疲れがドッと出てしまった。
長い時間を掛けて徐々に蓄積された疲労は、簡単には抜けない。
1ヶ月の過集中と過緊張の疲れは、やはり回復は1ヶ月ほど掛かってしまうような印象だ。
次から次へと課題があると休みにくい
疲れが取れないうちに、今までと同じように活動していると、自分では気付かなくても、心身の疲労は蓄積されてしまう。

過緊張や過集中は、相当にメンタルパワーを使うから、その時期が終わったら、出来るだけ休む時間を取ることだ。
美味しいものを食べて、ゆっくり眠る。
回復中は何もしたくない気分になり、焦りがちだけど、疲労が取れてくると、自然と動き出せるようになる。
これも「休んだら回復する」ということを何回も経験することで、のんびりと休めるようになっていくよ。
