
陽性症状の前駆期は、自分では気付かないし、周りの人も気付かないこともある。
特徴としては、饒舌になったり、心の壁がなくなって、人と積極的に絡むのが楽しかったり・・・。

営業をしていたのですけど、発病する前の1ヶ月は、過去最高の成績でした。
と、いう方も実際にいる。
快活になって、誰にでも心を開けるようになり、人間関係が上手に運ぶこともある。
陽性症状の前駆期
僕の場合も、陽性症状の前駆期では、饒舌になり、人との関わりが楽しくなっていた。
このときは、自分でも単に好調だと思うし、周りからは調子が良さそうに見えるから、なかなか病気の前駆期とは気付きにくい。
北京でその状態になったときには、心が開かれたのか、

昨日までキミの喋る英語が分からなかったのに、急にどうしたの???
と、驚かれたこともある。
気分が好いだけなのか前駆期かの区別は難しい
統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 を運営していても、陽性症状が完全に出ている方は分かるが、前駆期で気分が高揚しているタイプの人は、そのときには気付きにくい。
しばらくして、

あれ? そういえば何かおかしいな?
と、疑念を感じるぐらい。
この時期は相当に気を付けないと、好調だと感じているから無理をしがちで、症状が酷くなることもある・・・💦
ある程度は分かるようはなる
経験を重ねると、陽性症状の前駆期なのか、躁状態なのか、単に調子が好いのかは、だいたい自分で分かるようになる。
しかし、どれも微妙な違いで、全く同じということはないし、経験がなかったら自分でもなかなか気付けないし、周りの人がそれと気付いて指摘することは難しいこともある。
少しでも違和感を感じたら、薬を飲んで、栄養のあるものを食べて、睡眠不足にならないように、自分でコントロール出来れば好いのだけど・・・。
そういう判断力もなくなってしまう時期だから、なんとも難しい💦
看護する人に向けて
看護する立場の人が、ちょっと違和感を感じたら、

ちょっと気分が高揚しているみたいだから、少し休んだ方が好いよ。
と、アドバイス出来れば理想だ。
が・・・❗
本人が調子が好いだけと感じていると、アドバイスもなかなか耳に入っていかないこともある。
統合失調症って病識が持てないことが多いっていうのが、難しいところだよね😅
到達した世界では心が開かれる
到達した世界に入ると、陽性症状の前駆症状でもなく、躁状態でもなく、ただ単に調子が好いわけでもなく、心が自然と開かれて快活になり、人とも上手に関われるようになり、人生が楽しくなる。
この状態まで高めるのは理想だけど、紆余曲折がある。
その世界に辿り着いたと思っても単に前駆症状だったりもするし、なかなか難しい。
でも、到達した人が増えれば増えるだけ、道標とは多くなるから、これからの世代はより簡単に到達した世界に入り、驚くべき勢いで世界を変えていくことは間違いない決定事項だ。
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