ある米作農家の方が息子にこのようにアドバイスしていた。
米作りは80点を目指すぐらいがちょうどいい。
人間の手の及ばない「自然」を相手にする農家の方だからこそ、長年の経験でそういう理解に至ったのだろう。
それは僕らの生き方についてもとても役に立つ考え方だと深く印象に残っている。
脱!完璧主義
完璧主義的な人は100点を目指しがちだ。毎回100点を取れたら問題はないのかもしれないが、僕らは人間でミスもする。完璧な存在ではない。
80点を目標にすると、必要以上に無理をして心身に負担を掛けないし、100点取ったときには大満足で、80点でも満足出来る。60点ならもうちょっと頑張ろうという気分にもなるだろう。
部屋が汚い人は完璧主義者が多い
例えば部屋の掃除が出来ない人の中には完璧主義の人も多いそうだ。「綺麗にはしたいけど、どうせ完璧に掃除することは出来ないから・・・」と始める前から心が折れるのがその理由らしい。
100点を目指して、結果0点になってしまったら困るが、僕もそんなもんだった💦 100点以外は99点でも満足出来ず、完璧を求めて無理をして身心を壊し、結果0点になってしまうという😅
6割ぐらいの力で予定を組む
僧侶の世界では、いつ人が亡くなり、通夜や葬儀が入るか分からないので、6割ぐらいの力で予定を組む方が好いといわれている。
10割の力で予定を組み込んだら、突発的な予定に対応出来なくなる。
赤点とらないぐらいでちょうどいい
そういう話を主治医にしたら、僕はどうもがんばりすぎる一面があるらしく、
赤点とらなければいいんじゃない?
と、アドバイスをもらった。
全力で走ってしまうと、転んだときに大けがをする。
統合失調症を患っている人は赤点とらないぐらいで頑張る💪ぐらいがちょうどいいんじゃないかな?
焦りや不安がないと完璧にも近づける
皮肉なことに、完璧主義をやめて、焦りや不安などのメンタル的なストレスがなく過ごしていると、完璧主義の時期には辿り着くことが出来なかった高みにへも辿り着ける。
そりゃそうだろう。
完璧主義だったら完璧を求め焦り、不安で常にストレスを抱えながら何かをしているということだから、ストレスがなくなって自由に脳力が解放されたら、完璧主義時代よりも高みに行けるのは当たり前のことなんだけどね(笑)
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