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統合失調症は大器晩成!頭がまとまると超越した能力を発揮する!

岡田尊司著「統合失調症 その新たなる真実」には、統合失調症は前頭前野の過剰な活動亢進によってもたらされると紹介されている。

少し前までは、機能低下と活動性低下は同義語だと考えられていた。

ところが、近年、統合失調症の機能低下は、前頭前野の過剰な活動亢進によってもたらされていると考えられるようになっている。

つまり、頭が働きすぎることが、機能低下を引き起こしてしまうのだ。考えすぎて、結局何も考えられないというのが、統合失調症の思考回路が陥った状態なのである。

こうした状態では、過剰な活動を鎮めてほどほどに働くようにすることで、むしろ機能が回復するのである。

普通の人が10の情報を得る場面で100の情報を得て頭がオーバーヒートして何も出来なくなるイメージだ。

脳が活動しすぎてしまうから、普通の人が問題にならないような些細な問題でも大きなストレスとなってしまう。

そのために、頭がまとまらず思考が堂々巡りしてしまって、何も活動出来ない時間も長くなる。

しかし、いったん頭がまとまると、100の情報を整理したということだから、爆発的な能力を発揮することが出来る。

海外アシスタント時代

僕は海外生活でアーティストのアシスタントとして、人に話すと「嘘でしょ?」というような実績を残せた。

そのアーティストはオーストリア航空の機体にその作品が描かれるような現地では有名なアーティストだったが、

edgar
edgar

hoshuは仕事に取り掛かるまでは遅いが、いったん仕事を始めると完璧で理想以上の仕事をしてくれる

と言われたことがある。

情報を整理するまでに普通の人よりも長い時間が掛かるからだろう。

頭がまとまるのに時間が掛かる

頭がまとまるまでは、能力が普通の人以下になってしまうのはしょうがない。

しかし、いったん頭がまとまると、普通の人では出来ないような超越した能力を発揮することが出来るようになる。

落語の五代目三遊亭圓楽が、襲名したばかりの六代目三遊亭圓楽に語ったそうだ。

五代目 圓楽
五代目 圓楽

落語家は60代になってようやく今までの積み重ねて来たものが形になる。

そのために60代・70代が1番勉強するとき。

正に、大器は晩成す!だ。

やがて実を結ぶ

僕らは長い時間を掛けて深い地中に根を張っているようなものだ。

普通の植物が華開くような時期になっても、ひたすら下に下に向かっている。

しかし、やがて根が充分に張ったとしたら、普通の植物では想像も出来ない程の大輪の花を満開に咲かせることが出来る。

この時期は、今まで積み重ねて来たものが急速に理路整然とまとまり、天才になったような体感がある。

超越した才能

今辛い時期を過ごしている方も、いつかは頭がまとまって、超越した才能を発揮出来るときが必ずやってくる。

動けない時期は、バックグラウンドで脳が回復し成長するための時期と捉えてのんびり過ごそう。

止まっているように感じるけど、成長のためには必要な時間。

植物の根も外からは見えない。

 

それまでは、何も出来なくても、焦らず不安に思わず無理せず、のんびりと休養することだ。

超越した能力を発揮出来るようになる統合失調症という「才能」がこれから数多く生まれ、世界を変えていくのは火を見るより明らかだ。

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