僕が統合失調症を発症した22年前は、精神分裂病と呼ばれていて、今に比べると偏見が強い時代で、精神分裂病に関する書籍というのは今のように多くなかった。
最近は統合失調症に関する本が数多く出版されている。
以下、統合失調症おすすめの本
統合失調症 おすすめの本 ランキング
「統合失調症がよく分かる本」 E.フラー・トリー
僕が発症した20年前は、今のように統合失調症に関する本というのは本当に少なかった。
その中でこの「統合失調症がよくわかる本」は僕のバイブルとなった。
著者の妹が統合失調症ということもあり著者の人生をかけた渾身の一冊という印象。
綿密なデータに基づき、「あ、統合失調症は不治の病ではなく、治るんだ!」という希望が生まれた。
何回読んだか分からないぐらい。
「統合失調症 その新たなる真実」 岡田尊司
上記の「統合失調症がよくわかる本」にはない最新の研究についても紹介されている。
著者は統合失調症に対してある種の憧れを抱いているようにも感じた。
そういう視点から書いているからか、希望が生まれた。
向精神薬・抗精神病薬の危険性
「心の病に薬はいらない!」内海聡
向精神薬・抗精神病薬の危険性について警鐘を鳴らしている。
ただ過激な内容もあり、賛否両論。
僕がサプリメントを中心とした栄養療法を試すようになったきっかけの1つでもある。
統合失調症の内的な世界観
「統合失調症がやってきた」 ハウス加賀谷 松本キック
自身が統合失調症になり、現在では講演会などで統合失調症の啓蒙活動をしているお笑い芸人のハウス加賀谷とその相方松本キックの著書。
これほど分かりやすく統合失調症の内的世界観を表現している本はないと思う。
天才的な文才。
ただ、僕自身共感出来るところが多く、発症前や入院時のことを思い出して辛くなってしまいなかなか読み進めることが出来なかった。
特に家族や看護する立場の人に是非読んで貰いたい本。
結論としては、自分に合った薬を医師の指示通り適切に服薬していれば、統合失調症は治る病気で、怖いことはない、といったことを伝える名著。
「ボクには世界がこう見えていた」小林和彦
早稲田大学を出てアニメーション制作会社へ入ったごく普通の青年がいた。駆け出しながら人気アニメ作品の演出にも携わるようになったが、24歳のある日を境に、仕事場では突飛な大言壮語をし、新聞記事を勝手に自分宛のメッセージと感じ、また盗聴されている、毒を盛られるといった妄想を抱き始め……。四半世紀に亘る病の経過を患者本人が綴る稀有な闘病記にして、一つの青春記。
その他 精神疾患に関する書籍
「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」丸岡いずみ
地方の局アナから、キー局の看板ニュースキャスターへ華麗に転身。その容姿は「奇跡の38歳」と騒がれるほどだった著者。キャリアと美貌、だれもが羨む人生の階段を上っていたある日、突如、始まったうつ地獄への転落…。元日本テレビのニュースキャスター・丸岡いずみが、重度のうつ病を発症し、奈落の底を這いつくばり、命がけで生還するまでを、赤裸々に語った自伝的エッセイ。毎日をがんばるすべての女性に読んでほしい一冊。主婦と生活社刊。
「食事に毒が盛られている」などの妄想もあったようで、もしかしたら統合失調症と診断されてもおかしくないと思った。

うつで学び自然体な生き方が出来るようになった
と、書かれている通りに、爽やかな読了感で、希望があり、勇気づけられる。
精神疾患で苦しんでいる人には是非読んで貰いたい本❗
栄養療法・サプリメント・メガビタミン
うつ、双極性障害、統合失調症などの精神疾患は、脳の栄養不足という説もある。

心が軽くなる本
僕は一時期、統合失調症からの回復は、よりストレスのない自然体でポジティブな考え方が重要だと思っていた時期がある。
そのときに読んで参考になった本の紹介🎵
