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人の底知れぬ悪意と無償の愛

統合失調症の陽性症状が爆発して入院したのは、22歳の頃だったが、考えてみるとその兆候は高校生の頃からあったように思う。

漠然とした何かに強烈な怒りを感じていて、それが心の中で底知れぬ悪意となって育ってしまったのだろう。

それは性格というより、統合失調症の症状だと回復した今は分かる。

底知れぬ悪意

人間の底知れない悪意

人は誰でも心の奥に信じられないような悪意を隠していると心の深い部分で信じていたかもしれない。

例えば、ネットで有名な画像がある。

お墓に書いてあるメッセージで、縦読みすると「FUCK YOU」

被害妄想的なものが強くて「それを意図してメッセージを作ったんだ・・・。亡くなった人を冒涜する・・・。人の悪意ってこんなにも怖いのか・・・。」と感じてしまうが、普通に考えれば、そんなこと考えてメッセージを書く人はいない。

悪い偶然でそうなってしまったのだろう。

 

ありとあらゆる場面で、そういった被害妄想的な思考で人と関わっていたから、人と関わるのが怖かった。

底知れぬ悪意を癒やすのは無償の愛

一般に、小さな喧嘩から泥棒、果ては殺人まで、それらを犯した人間に対して、すべての人は憎み、許すことが出来ない。

犯罪者として激しく非難し、厳罰を求めがちだ。

これら四面楚歌の犯罪者に対して、心から救いの手をのべられるのは、母親しかいない。

無償の愛も存在しているのだ。

母親から感じた愛情

僕が再発直前で陽性症状が酷かったときには「入浴中に母が包丁を持って切りつけられ湯船が血の海に染まる」というような妄想があったが、お風呂から上がると、「大丈夫、お母さんが守ってあげるから」と言われて、母親の深い愛情を感じたことがある。

HUNETER x HUNTER 面白い!

ここで紹介した画像は、冨樫義博さんの「HUNTER x HUNTER」という漫画だ。

味方であり正義であるはずの人間が「底知れぬ悪意」を持ち、敵であり悪であるはずの蟻が「無償の愛」まで高まる。

単なる正義と悪の二元論では語れない深みがある作品だ。

悪意から抜けた世界

人の悪意が怖くて人付き合いを出来れば避けたいと感じていたのは、実は自分の中に似たような悪意があるのかも知れないと気付いて、色々と考えて、頭をまとめてみた。

悪意から抜けた世界の好転反応

悪意から抜けると、好転反応だろうと思うが、頭が重い。

これほどの頭の重さを悪意の裏に隠してきたんだなと驚くほど。

でも、しばらくすれば慣れると思う。

人との関わりが楽になる

人に基本的に悪意がないと気付いたら、人との関わりが楽になった。

自分の中に鋭いナイフを持たずに、自然体で人と接することが出来るから。