
一時期気分が沈んでいた頃は、年齢を重ねると嫌な思い出ばかり増えていくような気分があった。
それを主治医に話すと、
え? それ、逆でしょ?年取って経験を重ねると同じ失敗はしなくなるじゃん!
人生のピークは60歳?
あるとき80歳を過ぎて現役の僧侶でバリバリ働いている祖父に聞いたことがある。
じいちゃんは何歳ぐらいが1番良かった?
1番充実していたのは60代だね。
その頃は阿弥陀経の写経も1日で書けた。
20代から40代が人生が1番充実していると思っていた時期なので、当時は驚いた記憶がある。
加齢のメリット
若い頃は加齢というのは出来るだけ避けるべきものだと信じていた。でも、実際に自分が歳を取ってくるとメリットしか感じなくなってきた。
同じ失敗をしなくなる
経験を重ねると、同じ失敗はしなくなる。
直感が磨かれて、「このやり方はダメだ」とか「こういう人とは関わらない方がストレス少ない」とか、無理をしないようになって体調管理も上達する。
例えば、ピアノを弾ける人がギターを覚えようと思うと、ゼロから学ぶよりも経験があるだけ速くなる。語学を学ぶときも1つの言語を習得していたら、2つ目の言語、3つ目の言語と習得は速くなる。
ゆとりが生まれる
気持ちがゆったりと出来るようになって、イライラや怒り感じなくなる。若い頃は鋭いナイフのように尖っていた感性が、ぶつかって丸くなったイメージ。
また、気持ちのゆとりは金銭的なゆとりにも繋がる💰
人が丁寧になる
自分は若く見られることが多いから、若い頃は試食品を食べても、
おやつじゃないんだからね❗
と、従業員に怒られることもあった💦
それが年齢を重ねると、色んな人から丁寧に対応されることが多くなって、本当に楽で気分が良い。
例えば、兄は法話にはあまり関心がなく、法事後は同じ話をずっとしている。
毎回同じ話で覚えちゃったよ。
もっと違う話をするように言ってよ(笑)
と、檀家さんから言われたこともある。
でも、最近は同じ話をしてるのに、「好い話だなぁ」と言われることが多くなったそうだ。
全く同じ話してるのに年齢で聞き手の印象が変わるのは面白いよね(笑)
統合失調症は加齢が優位に働く
多くの病気は加齢と共に症状は悪化していくが、「統合失調症がよく分かる本」によると、原因は不明だが、統合失調症は加齢が優位に働く希有な疾病だという。
若い頃は、いつまでも若くいたい思いに囚われがちかもしれないが、加齢というのはそれほど悪いものではないと実感している。
そう考えると、僕らには希望しかない😃
