
伝説のタクシードライバー
長野県の山奥に小さなタクシー会社がある。
「中央タクシー株式会社」は、客の約9割が電話予約で占められ、流しの営業はしていないにも関わらず、「売上高で長野県内トップ」のタクシー会社だ。
「タクシー会社なのに、タクシーを乗り捨てた伝説の乗務員」のエピソードがある。
乗務員のAさんが、老夫婦を長野から成田空港まで送っている途中、高速道路の大渋滞に巻き込まれてしまった。
「このままではフライト時間に間に合わない……」
そこで、鉄道に乗り換えてもらうことに決め、最寄駅に向かった。
無事に駅に着いて客を降ろしたあと、何を思ったのか、Aさんもクルマを降りてしまった。
そして、この老夫婦と一緒に電車に乗って、成田空港まで向かったという。
なぜ、Aさんはクルマを乗り捨て、空港まで同行したのだろうか❓
それは、「東京駅で、お客様が迷わないため」だ。
Aさんは、「このお客様が、自分の両親だったらどうするか」と自問自答をして、「自分の両親なら、最後まで見送る」と答えを出した。
他にも、この会社にはエピソードがある。
東日本大震災のときに客の到着が12時間遅れだったにも関わらず乗務員が待っていたり、予想外の大雪で立ち往生し、予定のフライトに乗り遅れたときには、空港近くのホテルに部屋を用意し、料理を出して、もてなしをしたそうだ。
創業経営者の会長は、タクシー事業を「お客様の人生に触れ、安全を守る仕事」と捉えている。
最も重要なのは、社内の人間関係を良好に保つことであり、人間関係がよければ、社風も明るくなり、それがお客様に対する態度にもあらわれる。
ある経営コンサルタント
「壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方」という本に、ある経営コンサルタントの経験談が紹介されていた。
彼はオフィスとして使う手頃な物件を探していた。
場所と言い価格といい、ちょうど良い物件を見つけて申し込んだそうだ。
すると、ある日不動産会社から連絡が。
下の階に入っているエステサロンが、音の問題にとても神経質で・・・💦
子供が騒ぐ音や宴会の音というレベルではなく、ちょっとした音にも過剰に反応します・・・😅
いくら普通のオフィスとは言え、音は出てしまう。
かといって、この物件はやはり捨てがたい・・・。
さて、ここで問題。
下の階に入っている神経質なエステサロンからクレームをもらわないようにするために、この経営コンサルタントがとった行動とは?
・・・
・・・
・・・
答え:そのエステサロンの常連客になった!
このコンサルタント、入居が決まったら即エステサロンを訪ね、そのまま常連客になったそうだ。
良好な人間関係があると人に優しくなれる
普段から良好な人間関係があると、人に優しくなれる。
ネットの恩恵で莫大な人と関われる時代。
良好な関係を保てない人とは、距離を取っても良いのではないかと僕は思っている。
