
統合失で感じる不安は、「大震災を被災した以上のものを日常から感じている。」と言われることもある。
これといった理由はないのに漠然とした不安感がやってきたり、ちょっとしたことが不安になってしまって、不安を解決するために混乱しながら無理をして、調子を崩すことの繰り返し。
「大震災を被災した以上の不安」を心の内に収めたということだから、もしかしたら大震災を被災しても案外冷静に行動できるのではないかとすら思ってしまう。実際に大震災を経験した方からすると、「考えが甘い」と言われるかもしれないが、実際に統合失調症の不安感を知っていると、日常から不安に対して戦わざるを得ない。
ガン宣告されたけど、統合失調症と診断されたときにの絶望に比べたら、大したことなかったよ(笑)
ガンで闘病中の当事者から実際聞いた話だ。
やがて辿り着く世界
病的不安感の対極にある「静寂」。
涅槃寂静。
明鏡止水。
やがて、そういった心境がやってくる。
テクノロジーの進化で、日常で不安を感じる要素が少なくなって、過敏な僕らを手助けしていることも大きいと思うが、それだけの苦悩を乗り越えてきたということだから、自信を持って良いことなのだと思う。
この境地まで辿り着いているのは、まだまだごくわずかだと思う。でも、これほど環境が整った時代だから、振り子はやがて逆に振れて、この境地まで辿り着く人は指数関数的に増えていくだろう。
やがては、この「才能」が世界を変えていくのは疑いがない✨🌍
