
中国生活を始める前、日本で、中国人の友だちとバドミントンに行ったことがある。
そのとき友だちは、そのバドミントンの雰囲気があまり好きではなかったらしく、ふてくされながらプレイしていた。
楽しんでもらおうかと思ったのに、これは悪いことしたなぁ・・・。
しばらくイライラするだろうな・・・。
申し訳なく感じていたが、バドミントンが終わった後に彼の家に行くと、彼はパソコンに向かい、お気に入りの音楽を掛けて、バドミントンでイライラしていたことはすっかり忘れていた。
どう?この音楽は?
今まで聞いたことないでしょ?
さっきのことは忘れたの?
そう聞くと、昔話を思い出すように、
は?何のこと?
あぁ、そんなこともあったね。
一瞬苦虫を噛みつぶしたような表情をしたが、基本的に全く気にしていない。
その大陸的な大らかさに衝撃を受けた。僕はそれまでイライラすることが起こると、ずっと引きずってしまっていたから。
それから、中国の文化に憧れるようになり、その友だちが故郷の西安に戻って、
西安に遊びに来ない?
と、誘われて西安に行ったのが、4年間のhoshuの海外生活の幕開けだった。
統合失調症の過剰な繊細さ
統合失調症になると過剰な程に繊細になるから、普通の人なら気にならないことでも、ずっと心の奥にわだかまっていることもある。
でも、大陸的な文化に触れたり、統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 で様々な人間関係のトラブルを解決しているうちに、失敗したことやイライラしたこと、昔のことなどを考えるのは意味がないって自然に感じるようになった。
何をしても批判する人は批判するのだけど、統合失調症に関しては異端なことをしているから、批判的なコメントやメールもやってくる。
でも、批判的な人に関わる時間はもったいないし、コメントが来ても一行で興味のない返信をして、華麗にスルーしている(笑)慣れてくるとイライラしたり後悔する時間はほとんどなくなった。イライラしたりくよくよしたりするより、次の目標に向かってポジティブに進む方が好いでしょ?
あなたがふるまったごちそうを客人が食べなかったら、その食事はあなたのものになるだろう。私は、あなたが差し出す食事(怒りの言葉)を受け取らない。だからそのまま持って帰るがよい。
偉人も切り替えが上手
坂本龍馬は振り返ったら、何事もなかったかのように忘れてた(笑)という逸話も残っている。
大谷翔平も2024年のプレイオフで珍しく審判に激怒し、Fワードで激昂していた。後日それに着いてインタビューされたときの動画が以下。
野球はどんなバッターでも良くても打率は3割程度。残りの7割は失敗するゲームだ。そういう中で前の打席で打てなかったことは忘れて、切り替える脳力というのは磨かれていくものだろう。
生まれつきの資質もあるだろうけど、小さなことにイライラしたりくよくよしないことは、経験を積み重ねて、意識して訓練することで、でどうにでもなる能力なんだろうなって感じている。
