
昔、高校生の家庭教師をしていた時期がある。
基本的にすべての教科を教えていた。
面白いことに、高校の頃に苦手だった数学を教えるのが1番生徒が伸びて、高校のテストで100点取ったり、学年1位になった子もいた。
逆に得意な英語は教えても全く伸びなかった。
自分は教科書を30回ぐらい読むと簡単に暗記できて特に努力した覚えはなかったけど、ある程度は出来ていた。
なぜそうなるのか?
どう教えたら分かってくれるのか?
と、数学に関しては脳が汗をかくぐらいに必死に考えていた。
得意なことだと「出来ない」という感情が分からないけど、苦手なことは生徒とも共感出来るし、出来ない理由も分かる。
「名選手、名監督ならず」という言葉があるように、あまりにも才能がありすぎると、出来ない感覚というのが分からないのかもしれない。
オウム返しに出来る人は伸びにくい
言われたことをオウム返しに出来る人は、結局伸びませんね。
最初は出来ない方が、必死になって頑張るから伸びやすい。
尊敬する僧侶の大先輩から言われたことだ。
確かに、器用貧乏という言葉があるぐらい、何でも簡単に出来たら面白みがなくなる。
ヘリコプターでエベレストの山頂に辿り着くのと、自分の足で一歩一歩進んでいくのでは、達成感や満足感は比較にならないものだろう。
出来ないことは、むしろ福音。
必死に考え、努力して、出来なかったことが出来るようになる。
その過程が何よりも得がたく、楽しい経験だ。
欠点や短所は強力な長所となり得る
僕は胃腸が悲劇的な程に弱い。
缶コーヒー飲んだり、冷たいものを食べたりすると、ちょっとしたことでお腹が緩くなる。
でも、そのお陰で自分にベストな胃腸環境を整えることが出来るようになってきた。
それは胃腸にとって1番自然で力を発揮しやすいものだろう。
自分を上手に調整するまでには時間が掛かったけど、コントロール出来るようになれば普通の人ではたどり着けない程の好調を保てるようになる。
アインシュタイン
アインシュタインのこのような言葉が残っている。
私は天才ではありません。
ただ1つのことを人より長く考えていただけです。
普通の人が「時間」について3歳ぐらいで理解するとすれば、私は「時間」については今でもずっと分からないままです。
苦手だと思っていることでも、やがては振り子は逆に振れて、自分の強みになっていくときがやってくるみたい!
