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過緊張・過集中からの不安は経験を積み重ねるとなくなる

子どもの頃は、過緊張・過集中はなかった。

お寺の子どもで、世間から注目されて、家の法要などで人前に出てお経を唱えることもしていたから、それが当たり前で、普通の人なら感じるであろう過緊張・過集中からの不安も感じなかったのだと思う。

その鈍感力は、海外生活をするとにも役に立った。準備期間2週間ほどで北京に移住して「行けば何とかなるでしょ。大丈夫🎵」と楽観的だった。

緊張と高揚は似た状態

緊張している状態と、高揚している状態のときに身体に起こっている変化は、実はとても似ている。だから、凄く緊張しているときに「今ワクワクしている」と捉えることも出来る。そういう風に意識を切り替えることが出来ると、緊張感を高揚感に切り替えることが出来る。

さて面白くなってきやがった!

ルパン三世の次元大介がピンチになった時、「さて面白くなってきやがった!」というのだけど、今自分が抱えている悩みやトラブルに対して「面白くなってきやがった!」と口に出すだけで、びっくりするぐらい気持ちが切り替わる。

不安な気持ちから一瞬で積極的な気分になれる。

僧侶の試験

それが、海外生活を終えて日本に帰ってきて、僧侶の修行で実技の試験があったときに、緊張で震えてしまい、「何この感覚?」と感じたことがある。

それから、大きな法要などでは、自分を見失うほどに緊張するようになってしまったし、生活のちょっとしたことでも過緊張・過集中から不安を感じるようになってしまった。

震えるし、息がすぐあがるし、手は震えるし、混乱するし・・・。でも、その緊張感がたまらなく新鮮だったんだろうね。僧侶の修行はそれを中心に続けている。

緊張を乗り越える

緊張する場面を何度も繰り返すと、あるとき「今日はあまり緊張しなかったなぁ」というような感覚がやってくるようになった。

実際に、好い声が出ていたと褒められることも多くなってきて、過緊張・過集中からは卒業だって感じている。

 

「怒り」や「過去への痛み」などと同じようにネガティブな感情というものは、ある一定量感じてしまうと、その後は回路がシャットダウンして感じなくなるものらしい。

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