
28前に統合失調症を発症した。
当時は精神分裂病と呼ばれていて、紙に書かれた診断名を見たときには絶望した。
一生ここに閉じ込められるし、精神障害者だから恋愛も結婚も出来ないのだと絶望した。
人は恋する生きもの
でも、入院中も恋の話はたくさんあった。
老人ホームでも恋愛のいざこざは絶えないというし、人は恋なしには生きられないらしい。
古い世代の人は「統合失調症=結婚出来ない」と感じるかもしれないが、退院して状態も好くなって人並みに恋愛も出来た。
統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 でも恋愛や結婚している人は多いし、グループで知り合って結婚して子どもが生まれた方もいる。
人は1人では生きていけないものだから。
精神疾患が恋愛の障害にはならない
Lineグルーブで話題になった。
ある統合失調症の患者で、今まで働いたことがなかった人が、ラッキーなことに仕事に就いて、平均収入以上の収入を得ることになったそうだ。
そうして彼は結婚した。
彼は「精神疾患を持っていても収入があればある程度女性にもてるよ」と言っていたということだ(笑)
僕は以前は、容姿や仕事や地位や名誉や収入など付加価値で人を好きになる女性を軽蔑していたような幼い部分があったように思う。
でも、それは理想論なのかもしれない。
女性は現実的だから、子どもが生まれたらその瞬間にその子の一生のことを考えるというし、ある程度の収入のある男性を求めるというのは、当たり前のことだ。
ヒトラーの優生学
障がい者は結婚出来ないって、ヒトラーが推していた優生学の考え方だ。
私たちは他者から生産的であると認められた時だけ、生きる権利があるというのか。
貧しい人、病人、非生産的な人、いて当たり前だ。
『非生産的な市民』を殺してもいいという原則ができ、実行されるならば、我々が老いて弱った時、我々も殺されるだろう。
フォン・ガーレンの説教より
統合失調症という「才能」
精神疾患を理由に結婚出来ないと考えている人がいるとしたら、それは改めた方がよい。
これからは統合失調症という「才能」を遺憾なく発揮する時代になっている。
そういう時代を開こうとしている人は、雨後の筍のようにドンドンと増えてきて、新しい時代の胎動を感じている。
心配しないでいい。
僕らは運命の人に出会えることが約束されているから🎵

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