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1番重要な仕事はリカバリー:疲労は1日では回復しない😱

2017年に3回目の入院をしてしまった。

北海道にお盆の手伝いに行って、朝5:00に起きて早くから働いて、夜は飲み会で毎日午前様。興奮してほとんど眠れなかった。そういう生活を5日してたら発症。北海道から帰ってきた翌日に、入院。

単に無理をしすぎ 💦

僧侶という仕事

僕の職業は僧侶だ。一般のイメージはお寺のお坊さんは「住職(住む職)」だから、いつも寺にいると思われているかもしれない。

祖父の時代までは、人が亡くなったら昼夜時間を問わず「○○さんが亡くなりました」と告げ人がやって来ていたから、いつも寺にいないといけなくて、旅行も行くことが出来なかった。

でも、最近は電話があるので告げ人の風習も廃れ、お寺より葬儀社に連絡するようになったり、交通機関が発達して遠くにいてもすぐに帰ることが出来るようになって状況は変わってきた。

僧侶と飲み会

他のお寺の手伝いだったり、勉強会だったりと出張することは案外と多い。そして外に出ると新しい人間関係が生まれたり、そこでまた交流が広がって、だんだんと出張の頻度が高くなっていく。

移動するだけでも疲れるのに、精神的に削られるような緊張感があったり、更に悪いことには必ずのように飲み会がセットで付いてくる(笑)

お坊さん
お坊さん

お坊さんは、痛風になって一人前。

そういう笑えない話もある。色々な所に呼ばれるようになって、痛風になるぐらい美味しい料理でおもてなしされるという(笑)

疲労の蓄積

再発したのは、疲労が徐々に蓄積されて閾値を超えてしまい、陽性症状が再発してしまったと自己分析している。基本的に僕は睡眠不足になると、陽性症状の前駆症状が出て、それでも無理をすると入院するレベルになってしまう。

疲労からの逃避は絶対に避けるべき❗

疲労感を感じたとき、僕は睡眠薬やアルコールを飲んでいた。そうすると、疲労感が麻痺して、疲労を感じずに再び活動が出来る。

睡眠薬は安定剤の親戚のようなものだから、合った薬なら精神的な辛さにも効く。アルコールを飲むと血流が良くなり、気分も大らかになって肉体的・精神的な疲れが回復するという。しかし、睡眠薬やアルコールは疲労感を麻痺させているだけだから、疲労が回復するわけがなく疲労は徐々に蓄積されてしまう。

これは絶対に避けるべきことだ❗

茹でガエルの実験

茹でガエルの実験というものがある。ある程度熱いお湯にカエルをドボン!と入れると死んでしまう。しかし、時間を掛けて徐々に温度を上げていくと、ドボン!と入れたカエルが死んだ温度になってもカエルは悠々と泳いでいるという。

疲労が一気にドッとやってきたときには、

hoshu
hoshu

休もう!

という気分にもなるが、徐々に蓄積されていく種の疲労に対しては、変化をあまり感じない。

hoshu
hoshu

まだまだ大丈夫。睡眠薬とお酒飲んで頑張ろう!

と、更に疲労を蓄積していく方向に持っていってしまった。今考えると大失敗 💦

人間の身体は相当に無理が効く

人間の身体はかなり無理が利くように設定されている。怪我しても回復するし、ガンになって臓器によっては切除しても生きることが出来る。精神的にも相当なストレスにさらされても、時には過労死するまで働けたりもする。

それは、僕らの祖先が生命の危機を感じたときに、火事場のくそ力のような爆発的な力で乗り越えてきた遺伝子の記憶なのだと思う。

ただ、だからといって身体と心を過信しすぎて無理を重ねると、やがてどこかに不調となって出てくる。火事場のクソ力は生命に危機が迫っているメッセージだから。

そのストレスが身体ではなく、脳や精神に脆弱性を持っている人が「統合失調症」などの脳の疾患になってしまうのだろう。いくら強靱な精神力があり、疲れていても無理して活動すると、やがて限界がやって来るのは目に見えてる。

疲労は1日では回復しない

若い頃は、どんなに疲れていても一晩眠ると回復するような体感はある。ただ、20代・30代で無理を重ねると40代・50代になってから、今までの無理がたたって大きな病気にもなりがちだ。

基本的に疲労は1日では回復しない。キリストも復活までに3日掛かったのに、僕らが毎週の疲れを土日の2日で復活するはずもない(笑)

疲労回復が最優先❗

リカバリー「疲労回復」より優先順位の高い仕事は存在しない!

最優先すべきは、疲れを感じる前に休むこと。もし疲れを感じていたら、まずは「疲労から完全に回復」することだ。

活力もモチベーションも、基本的に心身ともに元気でないと湧かないし、無理して気合いや根性で続けても長くは続かないし、身心を病んでしまう😱

やる気が出なかったり1日中ボーっとして終わるのは、大概の場合は疲労が原因のことが多い。疲れていると、隙間時間を活用して何か挑戦しようという気すら起きない。

陰性症状の時期

陰性症状が酷くて動けない時期は、焦りや不安で疲れたまま何とか活動しようとしがちだ。でも、それではいつまで経っても陰性症状は回復しない。

易疲労性もあり、昔のように動けない自分を否定したくもなる。でも、考えると当たり前だが、回復して体調万全になると、自然とやる気も生まれる。体調万全で活動した方が効率は良い。

疲労が回復するまでは、敢えて何もしないで、良質な睡眠と充分な栄養を心掛けて、休むことも仕事と思って可能な限り休もう✨

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