僕は案外とお寺の手伝いなどで出張が多い。
体力的には、車を3時間ぐらい運転して、法要で一時間ほど正座しているだけだから、そこまで大したことはない。
でも、法要での過緊張や過集中でメンタル的には相当に削られる。
手が震えることもあるし、声が震えることもあり、緊張し過ぎて口がカラカラになって、呂律が回らなくなることすらある。
帰ってきてからは、数日はゆっくり休まないと、メンタル的な疲労は取れない。
脳を酷使して、ダメージを受けている感じ。
メンタルの疲労は気付きにくい
肉体のストレスなんか大したことないんです。
要はメンタルのストレスで疲れは決まる。
気が張っているときや集中しているときには、メンタルの疲労はなかなか気付きにくい。
ただ、その緊張感から解放されると、今までの疲れがドッと出てしまい、回復には思っている以上の長い時間が掛かりがちだ💦
茹でガエルの実験
カエルを水の中に入れて、その水を段々温めていく。
そうすると急に熱いお湯の中に入れたカエルは死んでしまうが、茹でガエルはそれでも生きている。
集中力があるときは、茹でガエルと似ている。
普通なら倒れてしまう程のストレスでも、徐々に蓄積されていくと慣れてしまって、レッドゾーンになるまで気付きにくい。
3回目の入院
実際に、3回目の入院をしたときには、出張続きで、メンタル的な疲れが癒えないうちに、気合いと根性で、無理をして毎日の課題をこなしていた。
その疲れが取れないうちに、次の出張に行っていたから、精神的なストレスが大きくなりすぎて、忙しい時期に眠れなくなって入院に繋がった。
安心して休める環境が理想
メンタルの疲れを取るには、出掛けてリフレッシュしたり、安心して休める環境が理想。
焦りや不安が強いと、なかなかゆっくり休むことは出来ない。
心の自己防衛
「何もしたくない。やる気がない」という状態は、心が自己防衛をしている時期。
「今は何もせずに休むべき時期だよ」というメッセージだ。
これも経験を重ねることで、だんだんと分かってくる。
自然な意欲
肉体的・メンタル的な疲れが取れると、自然と「何かしたいな」っていう気分になる。
それまでは、「休むことが今の仕事」って考えて、ゆっくりとリラックスしながら回復するまで待つと好いみたい。
待てば海路の日和あり🎵
コメントはこちらから
お疲れ様です。
本日、道でひかれたタヌキを車道の脇に避難させ、それから肉しか選択肢のないお店でご飯を食べることになりました。亡くなったタヌキをみて、触っただけで、かなりのインパクトで、血の気がひいて食べた気がしませんでした。
お坊さんの仕事を甘くみていました。仕事としてそれが当たり前の環境なので違和感がないのかもしれませんが、お坊さんとはかなり精神力を酷使するお仕事だと思いました。自分にはあと100年かかってもできないかもしれません。
とても良いお仕事をされていると思いますので、どうかご自愛ください。