統合失調症になってしまうと、調子の波が普通の人よりも大きいから、何かを継続することが困難になりやすい。
しかし、断続でも継続!
いきなり完璧を求めるのではなくて、少しずつ洗練して高める意識になるって、やがてはコツコツと毎日少しずつ継続出来るようになればいい!
毎日努力するのが苦手でなかなかチャンスがこなかった頃、そんな自分を変えたくて毎日10秒全力で体を動かすってことを始めた。
30分走るとか腹筋300とかだと絶対やめちゃうから、なんでもいいから10秒鍛えるから始めた。今では毎日3時間になった、始めてごらん。
10分できたが1年続いたら人生変わるよ。
楽しくなるまでやり続ける!
石の上にも三年
僧侶の勉強を始めたときに「3年は右も左も分からなかった」とアドバイスを受けた。
ことわざに「石の上にも三年」とあるように、3年間断続でも好いから継続すると、どちらが右でどちらが左かぐらいは分かってくる。
ある意味では3年過ぎて、そこからスタート!という感覚だ。
断続でも好い。
3年間継続してみよう!
僧侶歴20年を超えて分かってきたこと
2000年に資格を取ったから、僧侶歴は20年を超えている。
最近分かってきたのが、20年過ぎたあたりから、法話など自分なりの型が自然と身につき始めているということ。
噺家の世界も僧侶も60代で若手と言われる。
それぐらい長い時間研鑽して分かることってあるんだって分かってきた。
楽しくなるまでやり続ける!
断続でも好いから継続していると、徐々にやり方が洗練されて、やがて自分なりのやり方やコツが分かってきて、自分なりの型というのが出来てくる。
今まで積み重ねてきた経験が奇跡のように頭の中で繋がる感覚で、「あぁこんな簡単なことだったのか」と感じる時が来る。
そうなると「楽しい!」という快感がやって来る。
「楽しい!」という感覚になると、一生続けることが出来る。
まずは楽しくなるまで続けることを目標に!!
なんでもそうだけど、ずっと続けていると上手くなる。
上手くなるとまたおもしろくなってきて更に一生懸命やろうという気になってくる。
そうやって一人前になっていくんだと思う。
コンピューターが好きだった私は「だからいまマイコン」という本をすごく気に入り、くり返し読みました。内容はかなり専門的で、くり返し読んでもチンプンカンプンでした。
しかし、それでもあきらめずに、何度も読みました。本当にとてつもなくくり返し読みました。すると、あるとき「カンタンなことが書いてある」と思えたのです。
このときの経験がきっかけとなり、「くり返せば、すべてがカンタンになる」とうい法則が私の中でつくられていきました。
東大家庭教師が教える「頭が良くなる勉強法」吉永賢一
断続でも継続するコツ
ブログ活動は2012年から断続的ではあるけれども続けられている。
統合失調症の当事者が書くブログにしては長い方だと思う。
まずは、「楽しい」という状況に自分を置き続けること。
長編だろうが短編だろうが、まずだいいちに、書くことが楽しくなければ小説なんて書けません。
だから僕がまずいちばんに考えるのは、書くのが楽しいという状況に、できるだけ自分を置き続けるということですね。
気分が乗らないときにはしないこと
継続するには、気分が乗らないときにはしないことだ。
気分が乗らないときに、義務感で続けてしまうと、辛くなって、それでも無理をして続けると、心が折れて全く出来なくなってしまう。
やり過ぎて興味を失ってしまうことが怖い。
気分が乗らないときは、「今は休憩すべき時期」という心身のメッセージと捉えて、ゆっくりとのんびりやる気が回復するのを待つことだ。
最適な課題と時間を探す
統合失調症は普通の人よりも波が大きいから、やる気があるときは驚異的な集中力で活動出来ることもあるが、調子の悪いときには1歩も進めないこともある。
調子の波が大きいときには、調子の良い時だけやってやる気がないときには「休んで」という心身のメッセージと捉えてのんびりと休むことだ。
ある程度安定してきたら、高い集中力で効率的に出来る自分に最適な量と時間を探すことだ。
最適な時間と量が分かると、その時間以外は考えなくても大丈夫だから、集中力も効率も上がり、空いた時間で他のことも出来るようになる。
気分転換も必要
あえて将棋のことを考えない時間を作っている
とのコメントを棋界の天才羽生善治は残した。
いくら楽しくてもずっと同じことをし続けると効率が悪くなる。
自分なりのリフレッシュ方法を見つけることが必要となってくる。
断続的な継続から、コツコツと継続へ
回復が進むとやがて波は穏やかになってくる。
そうなったら、今までのように、好調時に集中して、低調時には何もしないというやり方から、ある程度安定した気分で毎日コツコツ継続することに意識をシフトしていけばいい。
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