陰性症状が酷い時期
長い間、起床後は低調だった。たまには好調の時もあるが、どんなに前日好調でも基本的に朝は低調になってしまう。統合失調症になりたての頃は、朝は絶望で目覚め、夕方になるまで回復せずダラダラとネットサーフィンをしたりマンガを読んだりして、日が落ちてからハイテンションという波の大きな時期もあった。
朝は無理にエンジンを掛けて無理に温めてはいけない。起きた瞬間から無理をして上げると、午前中で集中力が切れて昼から使いものにならなかったりする。
無理にではなく自然に暖まるまで待つ。ある程度時間が掛かるものだと、そのリズムを泰然自若に受け入れるしかない。最初は夕方まで何も出来ないかもしれないけど、状態が上向くにつれて気分の改善は早くなり、本当に短時間でエンジンが温まるようになる。
逃避はしないでちょっと待つ
酷いときには、あまりにも重たくて、朝からアルコールや睡眠薬を飲んで辛さから逃避していたりもした。症状が重い時期は、普通の人では耐えられないとも言われる、気分の落ち込みと鉛のような身体の重さがある。
無理して行動するとストレスが限界になって、活動停止してしまうこともある。調子の悪いときは、エンジンが暖まるまで待つ。そうすると自然と活動が出来るようになるから、ちょっとだけ待ってから動くことを習慣にしよう。
起床後すぐに1日の課題を考えない
起きてすぐに、1日の課題に目を通すと、「あれもしなきゃ!これもしなきゃ!」と気分が焦ることが多い。僕は起床後は今日の予定は考えずに、自然とやりたくなったことをやることにしている。
そうして昼ぐらいまで過ごしたら、大概の課題は終わっていて、それから課題に目を通して重要な順番からやっていく。ストレスなく楽に毎日の課題を済ませる僕なりの方法だ。
陽性症状の時期
起床後は誰でも気分が重いものだと思っていたけど、回復していくうちに、起床後すぐに活動出来そうなぐらい好調な朝が多くなってきた。
陽性症状の時期には、逆に起きた瞬間からやる気に満ちている。ベッドから起きた瞬間から仕事に取り掛かることも出来る。
それが求める究極なんだと信じていた時期もあり、起床後すぐに活動出来ることを理想として追い求めていたきらいはある。
ただ、それは単に陽性症状に振れていて、過集中・過覚醒して無理しているだけだから、後から確実に歪みは出てくる。
ナチュラルな起床時間
睡眠で一旦エンジンがスイッチオフする。それを無理矢理、起きた瞬間から活動することは、自然な生活リズムではない。
朝起きてちょっと寝ぼけ眼で、洗顔などしながら徐々に身体と気分を活動出来るように調整する。起きた瞬間から活動的を求めようとしがちだけど、やはり自然なリズムの方がストレスは少ない。
泰然自若にのんびりと待つ
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