
トラウマに関して学びたいと思ったので、おすすめされた「トラウマのことがわかる本」を読んでみた。
トラウマは、あまりにもショックで心が耐えられず、その感情が冷凍保存されているようなもので、ふとした瞬間にトラウマがその時と全く同じ感情がやって来るとのことだった。
トラウマ解消のためには絶対的な安心感
トラウマを解消するためには、「今は過剰な防衛をする必要がない。そういうことは2度と起こらない。」という安心感が必要なのだという。
傷が痛んでいるときに、その傷を触ると良くなるどころか、更に悪化する。心も同じで、傷が治るのを待つ。やがて傷は治って、傷跡は残って、「ああいうこともあったね」と想い出すことはあるかもしれないけど、冷凍保存された感情は癒やされていく。
そのために様々な方法論が書かれている。支える立場の人が絶対的な安心感を与えられれば自然と心の中でトラウマが解消されていくものなのだろう。
サポートする立場の人に望まれること
トラウマを抱えている人のサポートをするために1番といって必要になる能力は「自分が過去に全く痛まない」状態まで安定させることなのだと思う。
「朱に交われば赤くなる」というように、自分がトラウマとはならない程度でも想い出して嫌になるような感情があるとしたら、それは繊細な患者に伝わってしまう。
過去は過去。今の自分がこうして在るために絶対的に必要な経験だったし、別に痛むことでもないし、視点を変えると、絶望が希望に変わったりもする。
「サポートするためにどうしよう?」と考えるよりも、まず自分が全ての過去から痛まなくなることを考えてみよう。そしたら、過去に全く痛まない波長は患者に伝わり、トラウマからの回復への道が開かれる。


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