スポンサーリンク

向精神薬や抗精神病薬の薬物乱用問題:「ちょっとだけ制限」システム

辛いときには、ジプレキサを2.5mg飲んだり、睡眠薬のブロチゾラム2.5mgを半分に割って飲んだりすることがある。

すると過敏になっている頭が麻痺して、あれほど辛かったのが嘘のように軽くなる。

主治医からは「キミは自分の体調と精神状態を考えて、薬を自分で調整している非常に希有な例で、論文にして発表したいぐらいだ」と言われたことある。

しかし、薬で楽になる感覚を覚えてしまうと、それほど辛くなくてもついつい薬を飲んでしまうこともある。

そして、薬を飲む頻度が多くなると、薬なしでは安定を保つことが難しくなって、薬の量と回数はますます増えてしまう。

酷くなると、アルコール依存症や覚醒剤中毒と同じで、もうひとつの病気になってしまったり、OD オーバードーズ(1度に大量の薬を飲むこと)に繋がってしまうかもしれない。

自分で調整しているというと聞こえはいいが、それは薬物乱用からの薬物中毒やオーバードーズの危険性があるということを忘れてはいけない。

 

薬物中毒者がなぜ簡単には薬物が止められなくなるかといえば、薬物乱用している間も自分が薬物中毒であるとの認識はないからだろう。

「気付いたら止められなくなってましった!」ということではないかと想像する。

薬物中毒になるのを防ぐためには「ちょっとだけ制限」

統合失調症はあらゆる中毒になりやすいというが、どの中毒に於いても基本は「ちょっとだけ制限を設ける」ということだ。

僕の場合好きなときに好きなだけタバコを吸って、好きなときに好きなだけコーヒーとコーラを飲んでいた。

そうするとチェーンスモークで1日40本ほど吸ってしまったり、カフェインを取り過ぎて胃腸の調子が悪くなったり、夜眠れなくなったりしていた。

どうにかしよう!と思って考えた。

急に止めることはストレスが大きく、繊細な感性を持っている統合失調症の自分には無理だ。

そこで、タバコを吸い、コーヒーやコーラなどの飲料を飲む場所を決めた。

たったたれだけのことで、タバコの本数も半分にはなったし、胃腸の調子も戻ってきて、睡眠リズム・生活リズムも整いメリハリがついてきた。

毎日焼き肉じゃ飽きる

焼き肉がなぜテンション上がるかっていえば、たまにしか食べないからだ。

「ちょっとだけ制限」システムは、中毒になるほど好きなことをちょっとだけ我慢するから、ちょっとした楽しみ、ささやかな幸せ感は増して、毎日をもっと楽しく暮らすことが出来るようになる。

毎日が楽しくなる!

いきなりすべてを制限することは難しいけど、「ちょっとだけ制限」してみよう!

薬も「ちょっとだけ制限してみる」

薬物乱用気味になったときは、いきなり止めるのは困難だから、ちょっとだけ制限することを試してみよう。

まずは、いつでも手元に置いてあって、いつでも無意識でも飲んでいる薬を、ちょっと遠くに置くという簡単なことからでも好いかと思う。