あくまで個人的な見解です。
すべての人に当てはまるわけではありません。

詳しくは主治医や薬剤師などにご相談下さい。

向精神薬の代表的な副作用

精神科医は異常行動を起こさないために薬を処方している。

医師
医師

多少副作用で苦しんでても統合失調症の症状事態がおさまっていれば安心だから。

副作用のことについて患者の立場で考えてくれないこともある。

例えば、医師がアカシジアの辛さを知っていたとしたら、処方は出来ないと思う。

副作用について

副作用は血中濃度がピークになった時に起こりやすい。

副作用が出るということは、薬の作用・効果もあるということ。

しかし、副作用が作用以上に強く出すぎたら、副作用止めの薬を処方してもらうか、あるいは減薬・変薬を考えた方が好いこともある。

病状が悪いときには副作用も強く出る

病気の状態が悪い時は症状も強いが、副作用も強く出やすい。

副作用はすぐになくなるわけではない

薬により飲んでいた期間にもよるが、副作用は薬をやめてすぐに出なくなるのではなく、だんだん少なくなっていくものもある。

ある医師によると大体1週間から2週間ということだが、長い人では薬をやめてから3週間から1ヶ月かかったという報告もある。

特に、ベンゾジアゼピン系の薬剤は依存・耐性のために、減薬断薬に相当苦労することもある。

僕はフルニトラゼパム(ロヒプノール・サイレース)を断薬しようとしたことがあるが、1ヶ月経っても睡眠は浅いままだった。

重篤な副作用

これら重篤な副作用が出てしまったときには、すぐに医師に連絡して、変薬してもらった方が好いだろう。

死亡

例えば治療抵抗性の統合失調症に処方されるクロザリルは、死亡する危険が高い。

医師
医師

クロザリルは今まで1番良い薬だけどね・・・。

という医師もいて、難治性の統合失調症にも効果が期待できる。

しかし、入院は必須で、慎重に投与しないといけない。

他にも多剤処方が原因で死亡する危険もある。

米国中毒管理センター協会の毒性暴露監視システムの年報によると、処方薬に起因する死亡は、年間14万件に上る。

しかも、これは1年間だけ、それも米国内だけの数字である。さらに、薬剤の過量投与や不適切な処方、薬剤による有害な相互作用も数に入れれば、薬剤による合計死亡者数は毎年25万人を超える。

全身硬直

酩酊状態

飲んですぐよだれ出して酩酊状態になる。

半身麻痺・歩行障害

歩行障害や半身麻痺の症状が出る人もいる。

大塚製薬のレキサルティという、統合失調症の薬で歩行障害になりました。

どんどんひどくなって、3メートル歩くのもキツイです。

外出の楽しみもなくなりました。

大塚製薬のコールセンターに電話すると、臨床試験で1%未満の人に歩行障害が出てるとのことです🔥

その他の副作用

向精神薬が厄介なのは、体質によりどのような副作用が出るかが分からないことだろう。

身体のだるさ

レキサルティ・トラゾドンを処方されていたときには、身体が相当にだるかった。

レキサルティで辛かった時期は働くの無理だと思って障害基礎年金を取得した。

トラゾドンも最初の半年ほどは調子が好かったが、徐々に身体がだるくなって、人間の心と身体はこれほどに重くなるのかと驚くほどだった。

どちらも、処方を辞めると、徐々に回復して、今はバリバリと活動出来る✨

粘膜の乾燥・水中毒

向精神薬の副作用として粘膜の乾燥がある。

そのために、命に危険があるほどに水分を摂取する水中毒となったり、目が乾燥してシバシバしたり、緊張すると口の中がカラカラになって、喋りにくくなったり・・・💦

若い時期は代謝が好いからそこまで問題ではなかったのだけど、加齢と共に粘膜が乾燥しやすくなっているのか、副作用で辛くなってきている。

アカシジア

自覚的な落ち着きなさと観察可能なじっとしていられない動作で特徴付けられる運動障害

足がムズムズしたり、眼鏡かけ始めてイライラするの酷いバージョン。

イライラゾワゾワソワソワモヤモヤ。

這いずり周り駆けずり回る。家の中をグルグルしてしまうが奇人のようだからと外を歩かないとしょうがなかったり。

これが酷くなると投薬自体中止になる可能性がある。

僕の場合はジプレキサを15mg程度飲むと眠るときに足がムズムズしてなかなか眠れなくなった。

シクレストやリスパダールやクエチアピンなどでも症状が出る人がいる。

アカシジアからの回復

長い間アカシジアに悩まされている方は、該当と思われる薬をやめてすぐになくなるわけではない。

やめた翌日からではなく、だんだん副作用がでなくなるのが普通。

ふらつき・目眩

中途覚醒や早朝覚醒時ふらっとすることがある。

酷いときは目眩がして、更に酷くなると軽い吐き気を催すこともある。

割と出やすい副作用なのか、薬剤師には毎回「ふらつきはありませんか」と質問される。

20年以上向精神薬を服薬をしていて1度もふらつきが出たことがなかったが、ここ半年ほどそういえば中途覚醒のときや早朝覚醒時に若干ふらつくことが数回あった。

それはすぐに回復するからそれほど気にならなかった。

しかし最近眠れない日が続いて睡眠薬を普段より多く飲んだ翌日目眩と吐き気がしてしまった。

頭痛

症状で頭痛あります。

ロキソニン出してもらったのですが効かず。

デパケンを飲むと治るのでそれで対処しています。

頭痛の原因はロゼレムかセレネース?かな

視神経周り

  • 眼球上転(目がつる)
  • 過剰なまばたき
  • 涙が止まらない。
  • 目の乾燥

眼球上転や過剰なまばたきで車の運転などが危ないことがある。

向精神薬の副作用:眼球上転・過剰なまばたき・まぶたが閉じる・涙が止まらない
向精神薬で眼球上転(目が上につる感覚)や過剰なまばたき・まぶたが閉じるなどの眼の周りの不調で悩んでいる人もいらっしゃる。 眼科の権威に観てもらっても原因不明といわれたのが、ナイアシンで回復したという報告もある。眼...

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