
統合失調症は感性的に優れていて、運動能力が開かれることはあまりないのかもな?と感じていた。
統合失調症を患ったスポーツ選手の話は聞いたことがない。
でも、どうやらそうではない場合もあるみたい。
統合失調症という「才能」
統合失調症は脳の一部が過剰に働く「才能」だ。
例えば、スポーツ選手が「神が乗り移って、自分の身体を動かしているようだ」とか音楽家が「音楽が降りてきた!」というような体感を日常で得ている。
驚異的な集中力を日常で保っているということだ。
それがスポーツに発揮されれば、常識はずれな成果も残せる。
Lineグループにて
統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 にはボクサーのプロライセンスを持っている人が2人いる。

プロボクサーになった頃は陽性症状全開でした。
でも、陰性症状になって減量が辛くて過食嘔吐をしてしまい、トレーナーに「お前が死ぬところを見たくない」と言われて引退しました。
プロでは2戦2勝でした。
選手として最盛期を統合失調症の症状で諦めたということだ。
他にも、元柔道選手もいる。

オリンピックに出ても、「金メダルじゃなきゃ負け犬」という考え方が嫌で柔道を辞めました。
この方は柔道に詳しくない僕でも知っているような有名柔道家に中学校の頃は勝ったことがあるという。
でも、あまりにも柔道が苦しくて将来を嘱望されながら柔道からは離れたそうだ。
統合失調症という本質を見抜く目があるから、金メダル以外は無価値という価値観が肌に合わなかったのだろう。
一般的には統合失調症とういう才能はスポーツに向かない
陰性症状でやって来る心身共に重たい時期は、運動しようという気力は起こらない。
何もせずにただただ眠って過ごしたい時期で、体力的にはかなり低下する。
スポーツ選手として大成するのは20代から30代が多い。
それは、まだ統合失調症と戦っている時期と重なる。
統合失調症という才能は、むしろ40代以降になって潜在的な能力を発揮し、社会に貢献できる何かが出来るようになるのではないかな。
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